朝と暮と(コサメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

5月中旬の事です。

よく行く自然公園では、キビタキ♂とコサメビタキによく会います。

よく会うのですが、なかなかじっくりと撮影させてくれません。

翻弄されっぱなしでしたが、慣れてくると良い場所に止まる瞬間を撮る事が出来ます。

 

 

お腹が白いので、順光だと白飛びしてしまうのが難点です。

公園で散歩する人や遊ぶ人が多くなるので、早朝の方が散策しやすいのですが、この場所では早朝よりも夕方の方が私好みの写真を撮れる気がします。

上の2枚は夕方に、下の1枚は早朝に撮りました。

 

 

個体の差だけでなく、陽の当たり方や背景で印象が変わります。

散策する順路によっては出会えなかったり、撮影しにくい場合があります。

今のカメラ機材を購入してから10ヶ月が経とうとしていますが、まだまだ使い方を勉強中です。

 

「朝」「夕方」という言葉から、ふと、4字熟語の「朝三暮四」を思い出しました。

この4字熟語の意味は複数ありますが、その一つが、目先の違いにとらわれて結果が同じになる事に気が付かない事、です。

少し意味は違いますが、朝に撮ろうが夕方に撮ろうが同じ事なのかもしれませんね。

結局は撮影者の腕次第、または自己満足次第なのかもしれません。