ゆっくりと、じっくりと(コサメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

キビタキが囀る自然公園をゆっくりと散策中、頻繁に動き回る鳥を見つけました。

非常に落ち着きがなく、なかなか止まってくれません。

じっくりと待っていると、ようやく全身を現してくれました。

 

 

全体的に灰色の小さな鳥です。

目の先に白い部分、白いアイリング、黄色い嘴の基部……コサメビタキです。

傍でキビタキ♂が鳴いていたのでキビタキ♀かと思いましたが、特徴が異なります。

 

属にサメビタキ3種(サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ)と呼ばれる、似た野鳥達がいます。

それに加えて、オオルリ♀やキビタキ♀との区別も私にとっては難関です。

 

 

全身が写り、何枚かで確認できると確信が持てます。

見知らぬ野鳥を見つけるたびに、判別する楽しみがあります。

 

この場所では、過去にもコサメビタキ、エゾビタキを見つけた事があります。

サメビタキと思われる個体も見つけた事もありましたが、自信が持てません。

ゆっくりと、じっくりと、野鳥観察を続けています。

 


~おまけ~

 

同じ日に、アカハラとシロハラとクロツグミを見つけました。

シロハラは単独でノンビリと餌を探しています。

アカハラは5羽程の小さな群れで、林の傍の芝生で周囲を警戒していました。

クロツグミが一番警戒心が強く、カメラを構える前に逃げられてしまいました。

 

 

昨年に比べて今年はツグミ類をよく見かける気がします。

まだ野鳥観察を初めて3年目ですが、何となく鳥ごとにアタリ年やハズレ年がある気がしてきました。