行々子(オオヨシキリ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内の海岸を散策中、「ギョ、ギョ、シー、シー」と大きな鳴き声が聴こえます。

枯れた葦原を見渡すと、茶褐色の鳥を見つける事が出来ました。

オオヨシキリです。

 

 

全体的に茶褐色で、うっすらと白い眉斑があります。

オオヨシキリの口の中は赤く、類似種であるコヨシキリの口の中は黄色いそうです。

毎年、市内でオオヨシキリはよく見かけますが、コヨシキリを見た事がありません。

 

 

囀る際に頭部の羽毛が逆立ちます。

鳴いている場所が枯れた葦であるため、秋っぽい画像になってしまいました。

若い葦が伸び始めていますが、まだオオヨシキリを支えるだけの太さはありません。

もうしばらくしたら、緑の中で囀るオオヨシキリを見る事が出来るのでしょう。

鳴き声から、「行々子」という別名があるそうです。

 

 

風の吹く中、揺れる葦の上まで登りつめてから鳴いていました。

見つけ易いのですが、ピント合わせが厄介です。