冬の別荘(コゲラ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

最近、林を散策中にコゲラによく出会います。

鳴き声(ギィー)や、ドラミング(ココココココッ)で気付けることが多いです。

この真冬にはあまり出会えなかったので、「久し振り!」と声をかけたくなります。

 

 

上の画像には1羽だけが写っていますが、もう1羽いました。

その個体が突いていた場所を、後からきた上の画像の個体が奪ってしまいました。

そろそろカップルを作り始める頃なので、コゲラ流の求愛給餌だったのかも。

♂♀の判別には後頭部の赤毛の有無がポイントとなりますが、私はまだ確認できた事がありません。

 

コゲラは巣として複数の樹に穴を掘り、冬はその巣を移動して過ごしているのだそうです。

昨年の秋、コゲラの巣を発見しました。

その巣は公園の広場の中にある枯れ木だったので驚きました。

そこはコゲラにとって冬の別荘だったのかもしれません。

積雪の時期は安全だったその場所も、今では散歩する人々で賑わっています。