揚げ雲雀(ヒバリ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

3月上旬の市内の浜辺で、ヒバリに出会いました。

地面で賑やかに囀っていたので、すぐに気付きました。

 

 

地味な色が砂地に溶け込むため、なかなか探すのが厄介そうです。

しかし、鳴き声が特徴的で長く囀るタイプなので、鳴きさえすれば見つけ易いです。

「キジも鳴かずば撃たれまい」ならぬ、「ヒバリも鳴かねば撮られまい」です。

繁殖期である春、ヒバリは縄張り宣言のためによく鳴きます。

高く舞い上がりながら囀る、「揚げ雲雀(ヒバリ)」は有名です。

ただ、上空で点と化してしまうヒバリにカメラのピントを合わせるのは、なかなかに難しいです。

 

 

なかなか冠羽を立てませんでしたが、近くで囀る別の個体に応じるように少しだけ立てました。

♂は盛んに冠羽を立てるそうですが、この個体は♀なのかもしれません。

 

 

この後ろ姿を最後に、もう1羽と共に遠くへ飛び去ってしまいました。

また何処かで、美しい囀りを奏でているのだと思います。