強かに(ドバト) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

雨や雪が降っていないので、市内で探鳥をしました。

少なくなったものの積雪が残っているため、残念ながら山側には立ち入れませんでした。

となると、行先は海岸や河川敷が中心となります。

港で釣り人に付きまとっている1羽の鳥を見つけました。

ドバト(カワラバト)です。

釣り人の車や足元まで近づき、人懐っこく餌をねだっているようです。

釣り餌のおこぼれ等を貰っていたのでしょうか。

よく見ると、左足に怪我がありました。

こちらに気付き、近寄ってきますが、こころなしか動きに元気さがありません。

 

このドバトの怪我の原因はわかりません。

ただ、ここでは釣り針や糸で嘴や足に傷を負ったウミネコ等を見かけることがあります。

故意に捨てられたわけではなく、根がかり等で仕方なく・・・だと思いたいです。

釣り人のマナーについては色々と思うところがありますが、『人の振り見て我が振り直せ』です。

野鳥観察においても、非難されるべき行動は慎むよう心掛けています。

どなたかのブログで学ばせて頂き、可能な限り見つけた釣り針や糸は持ち帰ることにしています。

 

この日、様々な野鳥をみかけましたが、一番印象に残りました。

単独だったので仲間とはぐれたのかもしれないと思いましたが、遠くに仲間がもう1羽いました。

強かに生き抜いてほしいです。