海でも池でも(ヒドリガモ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

1月17日の事です。

 

天気予報では時間帯によって雪も小降りになるとあったので、合間を縫って海岸に行ってみました。

風が強く、波も高かったので、海の鳥たちが海岸で休んでいるかもしれません。

浜辺にも雪が積もっていましたが、平地ほどではありませんでした。

遠目に、高波を避けてカモ類とチドリ類がいることがわかります。

波打ち際にヒドリガモの群れがいました。

中央にいるのが♀で、左上で見切れているのが♂です。

岩場やコンクリートに付着した海藻を食べています。

足場が安定するためか、コンクリートの上に集まっていました。

波を被っても平気なようです。

このヒドリガモは海水域でも淡水域でも見かけます。

私は、波打ち際で集団で採食する姿が一番ヒドリガモらしいと感じます。

 

この日は、ハマシギやシロチドリ、ウミアイサやイソヒヨドリにも会えました。

それと、波間にヒドリガモとは異なるシルエットの2羽のカモを見つけました。

とても遠くて雪も邪魔していました。画像が粗くてすみません。

証拠写真レベルですが、もしかするとシノリガモじゃないかなと思ってます。

シノリガモは岩礁のある海岸を好み、貝類などを捕食します。

上記画像では、右の個体がカニを捕らえたように見えます。

新潟県では寺泊港などで出会えるそうですが、市内にも来ていたのかもしれません。