雪と鳥と人の距離(ヒヨドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

昨日の事です。

久し振りに降雪の少ない休日でしたので、近所の公園に行ってみました。

・・・が、積雪が凄くて足を踏み入れることが出来ませんでした。

遠くにヤマガラの声が聞こえますが、姿は豆粒にしか見えません。

 

諦めて場所を移そうとした思いましたが、視界に動くものを見つけました。

ヒヨドリです。

 

雪の中、数羽が群れて植木に留まっていました。

雪の上でも、モフモフの羽毛で暖かそうです。

 

よく見ると、尾羽が傷んでいる個体もいます。

風雪に見舞われた影響でしょうか?

 

寒さの厳しい冬でも、巧みに餌を見つけていました。

採餌に必死なのでしょうか?

普段はすぐに逃げてしまいますが、下の写真は私から10mもない距離でした。

後で数えてみると、分かる範囲内で合計8羽はいました。

近くの林の中からも声がしたので、もっと隠れているのでしょう。

雪が少なくて餌のある場所に集まるのかもしれません。

飢えることなく、春を迎えてほしいものです。