って事で..ようやくチケットが当たったのでAKBの「シアターの女神」公演を見るために劇場に向かった。実は劇場でAKB48を見るのは初だが、劇場にくるのは2度目である。初はSDN48。

全くアイドルコンサート初心者の僕は、前回の劇場公演で体験した「チームカラーのサイリュウム声援」や「MIX(ミックス)」を想定して事前に曲をYouTubeで学習したが..やはり新参者には難度が高いので、年期の入った古参さんの流れに任せて..知っている限り声援するつもりだ。

 前回の公演同様、スタッフによる無駄が無く尚且つスムーズな段取りで劇場に入る。ジーンズのポッケには青のサイリュウム。


すると妖精のような可愛い研究生の女の子がオープニングアクト「ロマンスかくれんぼ(前座ガール)」を歌い始めた。

歌が終わると例のDJの紹介と共に幕が開きチームBの女神達による「勇気のハンマー」が金槌やツルハシのオブジェを持って始まった。

チームリーダーのゆきりんを見た。実際のゆきりんはかなりの美人さんだった。

僕のイメージだとチームBは「王道の萌えアイドル集団」のような感じだったが、実際はチカリーナやまりやんぬなどはゆきりんと並んで長身なのでK.popアイドルのようで圧巻だ。

あっちゃんのソロ.イベントの握手会で初めて間近で見て..何となく思っていた事が、劇場でゆきりんを見て確信へと変わった。

いくらTVやフォトの画質がハイビジョン化しようと..アイドルは基本..写真写りやTV写りがよくないってことだ。

舞台公演で見たみぃちゃんは..バラエティーのようなイメージと違って間近で見ると色白で瞳が綺麗な美少女だし..あっちゃんに至っては..あまりに現実離れした美少女だったので..TVで見ていると..イメージが違いすぎて..全くリアルに感じない。ゆきりんも..かわいいと言うより「完成された美人」だった。

劇場で「シアターの女神」を初めて聞いて..見たときの圧倒的なアイドルオーラの輝きは凄かったし..未だにステージの段差の演出でみんなが微笑んでいる眩しい光景が目に焼き付いている。




しかし…実際のゆきりんが「完成された美人」としてオーラを強く感じたのは「チームリーダー」として責務を全うしようとしていたからだろう。ソロのパートや自身のポジションチェンジもそうだが、研究生がいい感じのパーフォーマンスを決めると、後ろからブログフォトのような感じで微笑みながら見ていた..そして..忙しくポジションをチェンジしながらあの..「アイドルボイス」で歌うのだ。

今日「有吉AKB..」で後ろで笑っている可愛い研究生をTVで見ても..以前のような「可愛いだけが取り柄の女の子」のイメージはもう..湧いてこない。


まだ..あどけない..仕事に一生懸命な美少女達なので..視線を送ると..普通にニッコリして楽しそうに歌って踊っていたが..少女特有の可愛らしいオーラを出しながら..学芸会的な感じではなく..プロのアイドルとして前面に自分を出していたのを見ると..「あぁ..この少女達は普通の女の子とは違うのだなぁ..」と強く感じてしまう。

気持ちの強さとか…向上心とか..あるのかもしれないが、それがしっかり形になっていたのが凄かった。

生え抜きのチームBのメンバーはそういった下積みから這い上がってきたのか..踊りも視線も強い。

多分..研究生時代から「見に来るお客さんはAKB48を見に来る。選抜じゃなくてもそのレベルを絶対落とすな!」と日頃からプロに徹するようにレッスンに明け暮れていたのであろう。

ゆきりんやチームBのメンバー、そしてアンダーの研究生の少女達。観客の熱狂が最高潮に達したときに、女神達のフリや歌がしっかり熱狂にリンクした瞬間…女神達が魅せる瞳は「可愛らしいアイドル」の柔らかい笑顔のそれじゃなく、プロとして徹した誇りと自信を実感した「強い女性の瞳」だった。

ここで..歌って..熱狂を実感し..いつも自信を持って戦って勝利した自分を..この場所だと真に信じれるからから…他のバラエティーや女優の仕事にも「一生懸命に」頑張れる。

実際の芸能界の荒波はそんなに単純では無いかもしれないが、「自身の原点」の劇場で一般企業の序列のような強い人気の獲得を目指し維持しながら、下から上がってくる才能があふれる「幼い戦士」に負けないように戦える「帰る場所」がそこにあるって事は女神達の最大の強みなのだ。

アンコールでチームBバージョンの「フライングゲット」を披露したが、しっかり..いつもTVで見ているような..いや..それ以上と感じさせる熱気とフリの完成度で観客を興奮へと導いていた。



そして..やはり..ゆきりんの「歌声」は素晴らしかった。


会社の研修で、この道何十年の「指導教育者」方が最近気が付いたって、嬉しそうに語った。クレームにならない人には人を安心させる「音域」があると。その「音域」を自然と身に付けているのが空で日々戦っているCAさんなのだと…。


歌が終わってトークが始まるといつもの愉快なゆきりんだったが、彼女の磨き抜かれた「アイドルボイス」はチームリーダーとして振る舞えるプロとしての冷静さ、そしてメンバーに悪い誤解を与えていると自覚しながらも、「練習の時に自分の足によく馴染むから..」という独特の世界観でボロボロの縫って補強した古いスニーカーを履く拘り。

一旦マイクを置くと「女性としてユニークな自分」を自覚しながらも..大切に守る純真さ。(そこはあっちゃんや優子ちゃん…そして殆どのメンバーがブログという世界観で死守している)


そういった色々な要素が..あの独特の「アイドルボイス」へと昇華されていくのだと…。

ラブラブ!



ラストの「僕たちの紙飛行機」が終わり運良くチカリーナなみゃおが飛ばしたであろう「紙飛行機」を「フライングゲット」できた!ラブラブ!


うこうしていると..メンバーへのハイタッチの準備が出来たようで..。

まぁ..あっちゃんのソロの握手会で..あの独特の感覚と..あっけない感じは経験済みなので..意外に平常心で列にならぶ、ゆきりんと「ハイタッチ」すると..あの独特の目を広げた感じで..「あぁ!!」と驚いていた。


「何だろう?」まぁ..ゆきりんだし..とか思っているとみゃおが「あ..ベストだ!」とつぶらな瞳で語った。


確かに..黒のベスト着てるけど..基本お話出来ない状況なので..そのまま「照れ隠し」で通り過ぎた。


あのときのみゃおの子犬のような純粋な瞳が凄く印象的だった。なんか..ライブ中のMCとの落差を強く感じた。


AKB48の熱狂や僕達の旅がいつまで続くかは誰にも解らないが、劇場でチームで結束して歌うとき..あの自信とプライドに裏打ちされた強い瞳でいつもファンのみんなを迎えてほしい。


多分..彼女達が進むべき夢の答えは「自信とプライドに裏打ちされた強い瞳」の先にしか現れてこない気がする。