「時をかける少女」を振り返る  #時をかける少女 #原田知世  | Goodエンタメ好きのブログ 

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4月10日、大林宣彦監督が82年の生涯を閉じられました。心からご冥福をお祈り申しあげます。

大林宣彦監督といえば、「尾道三部作」といわれる「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」で有名です。

私は、中でも「時をかける少女」が大好きです。「時をかける少女」は何度も映画化、ドラマ化されているので少し振り返ってみます。

 

 

 

この映画は1983年夏に上映され、リアルタイムで観に行きました。原田知世さんのかわいらしさに魅了されたことを覚えています。

原田さんのデビュー映画であり、大林監督にとっても代表的な映画になりました。尾道の街を舞台に撮影されたようで狭い坂道を駆け降りるシーンや幻想的なシーンがとても美しかったです。

ご存知の方も多いと思いますが、「時をかける少女」は筒井康隆さんの原作です。タイムトラベルするお話は昔からあると思うのですが「時をかける少女」はまさに青春期の淡い恋物語となり、まさに数年前大ヒットした「君の名は。」の原型のような気がします。

1993年ごろ、仕事で福山に行ったときに、尾道で少し寄り道して映画撮影のスポットをいくつか見てきました。今でいう聖地巡りですね(笑)。

狭い坂道の多い街がとても印象的な素敵な街でした。

 

原田知世さんの映画が映像化初ではなく、1972年にNHK総合テレビでの「少年ドラマシリーズ」という番組で「タイム・トラベラー」というタイトルでテレビドラマ化されました。当時リアルタイムで観ていてとても不思議なドラマだったと記憶しています。

主演の芳山和子役は島田淳子(のち浅野真弓)さんで、しばらく女優活動をしてミュージシャンの柳ジョージさんの奥様になられ芸能界引退されています。

この時のナレーターは城達也さんという実に魅力的な語りでした。「ジェットストリーム」というFMラジオでも人気の方でした。

未来からやってきた深町一夫(ケンソゴル)役は木下清さんという方が演じていたようですが、その後の消息はよくわかりません。

 

残念ながらこのときの「タイムトラベラー」のオリジナル映像はNHKには保存されていないそうです。当時ビデオテープが高価だったので放送後は別の番組用に使用されて上書きされ残っていないそうなのです。残念ですね。

コレクターの方が個人的に保存していた最終回のテープだけが修復されDVD化されて販売されていて、私もそれを観て懐かしがっています。

これを紹介するNHKの2016年のアーカイブズ番組があります。

 

https://youtu.be/-ep223KH2Tg

 

映画「時をかける少女」では、主演の原田知世さんは今も当時の面影のまま女優・歌手として活躍され、昨年は日本テレビのドラマ「あなたの番です」等に出演。コンサートも聴かせていただいています。この映画をはじめ三部作のいずれにも出演していた尾美としのりさんも今も活躍し、今年はNHK大河ドラマ「麒麟がくる」に美濃の守護役で出演されています。深町君役の高柳良一さんはその後数年俳優をされたのち、俳優を引退し、角川書店を経て現在はニッポン放送の総務部長だそうです。

 

 

 

2010年に再映画化されたときに監督と原田さんと高柳さんのスリーショット

 

「時をかける少女」はその後何度も映画化、テレビドラマ化、アニメ化、舞台化されているので、それぞれのタイミングで観られている方も多いと思います。1985年に南野陽子さん、1994年に内田有紀さんでテレビドラマ化されています。

2006年にはアニメ化され、主演の声を仲里依紗さんが務めましたが、その仲里依紗さんを主演に再度映画化され、2010年に公開されています。このとき共演した中尾明慶さんとは、その後結婚しています。

 

 

 

2016年に黒島結菜さん主演でテレビドラマ化したのは記憶に新しいですね。

舞台化もされていて、2015年にサンシャイン劇場で、2018年に「続・時をかける少女」が東京グローブ座で上演され、後者では主演上白石萌歌さん、健太郎(伊藤健太郎)さん達が演じています。

 

 

2018年の舞台化のときに姿を見せられた高柳さん(左)、右は舞台でケンソゴル(深町一夫)を演じた戸塚純貴さん

 

 

こうしてみると筒井康隆さんの「時をかける少女」は原作から50年以上、愛され続け、青春SFファンタジーの定番になり若手俳優の活躍の場を提供していますね。

次はどんな形を見せてくれるのか楽しみです。