「未来を見すぎていた私が、今日だけを考えることを学んだ話」 | 週1冊、地味に続ける読書ブログ

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30年の読書が教えてくれたこと

『今日のことだけ考える』(谷崎 玄明)の中で著者は

 

苦しまずに、幸せに生きていくための第一歩は、どうなるかわからないことを、どうにかしようとしないことです。どうにでもできることだけ、どうにかしようとすることです。そのために必要なことは、心の視野を狭め、今日のことだけ考えて生きていくこと、それだけです。

 

と述べています。

 

この言葉を読んで、少しドキリとしました。

私のストレングスファインダーの第1位は「未来志向」です。まだ見ぬ可能性を思い描き、前に進む力。この資質は、自分の強みだと思っていますし、これからも大切にしたいと考えています。

 

ただ、正直に言うと、先を読もうとするあまり、まだ起きていないことに頭のエネルギーを使いすぎることがあります。「あの選択で本当によかったのか」ではなく、「この先、どうなってしまうのか」という方向の消耗です。未来を思い描くことと、未来に振り回されることは、紙一重なのかもしれません。

 

著者が言う「どうにかできないことを、どうにかしようとしない」という言葉は、未来志向を否定するものではないと思います。むしろ、使いどころをわきまえる、ということではないでしょうか。

 

未来を見据える力は持ちながら、今日という一日に集中する。この二つを並行して身につけることが、今の私には必要なことだと感じています。そのヒントを求めて手に取った一冊でしたが、想像以上に深く刺さりました。