『読書する人だけがたどり着ける場所』(齋藤 孝)
の中で著者は
私が大学で教えるほかに、テレビでの仕事、書籍の執筆をしながら、毎日大量に本を読み、漫画を読んでテレビを見て映画を見ていると言うと、「どこにそんな時間が?」と驚かれるんですが、これも読書で培った集中力の賜物と言えるでしょう。
と述べています。
多忙な日々を送りながらも、本や漫画、映画、テレビまで楽しむ著者の姿勢には驚かされます。
その原動力を「読書で培った集中力」と言い切るあたりに、経験からくる確信が感じられます。
確かに、読書は長時間ひとつのことに向き合う力を育てます。この集中力があれば、限られた時間でも密度の濃い活動が可能になるのでしょう。
私自身も、読書を重ねることで、短時間でも深く没頭できる瞬間が増えたと感じています。
日々の中で集中力を鍛えることは、時間を増やすことに等しいのかもしれません。