『スピリチュアルズ「わたし」の謎』(橘 玲)の中で著者は
うつ病や双極性障害(躁うつ病)、統合失調症のような精神疾患になると、遺伝率は70〜80%まで上がる。こうした症状は、環境を変えたくらいでは容易に変化しない。
と述べています。
パーソナリティ(個人の特性や性格)の遺伝率は平均すれば50%程度とされているそうですが、遺伝した内容によっては、遺伝率が70~80%まで上がるとすれば、何に対して取り組んでゆくかはとても大切なことです。
どんな仕事をするかや、資格試験等も、遺伝した内容によって努力したところでほぼ報われない事があるのであれば、見極めはとても重要です。
自分の特性はなかなか自分ではわからない事も多いのではないでしょうか?
読書による知識や、いろいろな人との話の中で、自分の特性の位置を感じとり、努力してゆく事柄を選別してゆきたいと思います。