『働き方2.0vs4.0 不条理な会社人生
から自由になれる』(橘玲)の中で
著者は
そんなシニア社員が日々の苦役に耐え
ることができるのは、定年と言う
「出所」が近づいているからです。
この人たちの頭のなかは、
「満額の退職金を受け取って早く楽に
なりたい」という思いでいっぱいで、
定年制廃止は朗報ではなく、
地獄のような日々が永遠につづく不吉
な知らせなのです。
と述べています。
私は上記の内容を読んで衝撃をうけ
ました。
既に再雇用で働いていますが、そう
いった感覚になってしまった事が
まったくありませんでした。
もし仮にかなりの方が、そういった
感覚で働いていらっしゃるのであれ
ばとても気の毒な事と感じました。
そう思ってしまう要因を私なりに
想像してみました。
1.食事のバランスが悪く、何らかの
病気になっていて体調が悪い。
2.生活リズムが悪かったり、運動不足
であったり、精神的にダメージを
受けていて、夜あまり寝る事ができ
ず睡眠不足となっている。
3.友達を大切にしたり、新たに友達を
作る努力を怠ってしまい、会社関連
以外(会社でも信頼関係が築けず)
に交流をもてなくなってしまってい
る。
4.通勤のストレスや会社関連、家庭、
親族で人間関係のストレスが過度
であり、メンタルがもたない状況
となっている。
上記であれば、まだ自分で回避できる
余地もあると思いますが、更に会社
で年齢差別が酷い場合等は転職するし
かない状況でしょうが、年齢を考える
とがまんしてしまうのだと思います。
そういった方がある一定数いらっし
ゃるとするととても悲しい事です。
せめて、次の世代の方々と交流してゆ
く中で、その件の相談があり
私の経験で少しでも役に立てる事など
がありそうであれば、お伝えしてゆき
たいと感じました。