「考える力」をつける本3(轡田隆史)
の中で著者は
天と地から「陽気をもらって」いる
ように私たちは、お互い人間どうし、
思いもよらないようなとき、ところで、
教えたり教えられたり、励ましたり
励まされたりしているのだ。
人間は、教えたり教えられたり、
励ましたり励まされたりしている
動物なのである。
と述べています。
狩猟採集を行っていた、常に周りに
人がいて、励ましたり励まされたりす
る時代が長く続きそれで、精神状態が
安定する仕組みに体がなっているの
だと思います。
現代においては、そういった環境から
離れた生活をする人が増え精神病に
なってしまう人も比例して増えている
気がします。
また現代においては、利害関係がある
中で、周りに人がいる状態が多く
感情的になりやすい状況も多いのだと
思います。
上記のような状況であったとしても
安定した精神状態を得る為には、
自分の頭で考える訓練をし、
積極的に好きな人と関わる行動を取り
利害で物事を図らず、感情に流され
ずに利他の心を持ち、励ましたり
励まされたりしてゆく事が必要だと
感じています。