グルッポ本当に役立つビジネス書のビーン
ズさんの投稿の中で「60分間・企業ダン
トツ化プロジェクト」(神田昌典)を紹介
されていました。
本の中で著者は、
いままでの戦略論は、成長経済のもとで生
みだされた。
その頃は、顧客はそこにいる、商品需要は
そこにあることが前提だった。
だから企業戦略も、いかにライバル会社を
打ち負かし、顧客を奪うのが主眼だった。
いまでも、ライバル会社に対して競争優位
に立つための知識はもちろん必要だが、そ
れだけでは十分ではない。
なぜなら現在は顧客がいない。
商品需要もない。
ライバル会社も、顧客がいなくて疲弊して
いるのである。
ライバル会社と戦っている場合ではなく、
まずは市場を創造しなければならない。
と述べています。
著者は2002年以前に競争の果てに企業
のブラックが来る事をすでに予言していた
のだと思います。
その状況を避ける為に有効なのは、やはり
競争しない戦略なのだと思います。
現在事業存続をする為に考えれるられてい
る、競争しない手法の原点がここにあるの
かも知れません。
あらたな需要の発掘、異業種のノウハウと
の融合、他の企業が気づいていない新たな
技、等などはここが原点になり、発展して
いったのではないでしょうか?
やはり今後、企業や個人が存続してゆく為
のキーワードは競争しない事だと思います
。