グルッポ 本当に役立つビジネス書の
ビーンズさんの投稿の中で
「『日本の経営』を創る」(三枝匡、伊丹敬之)
の紹介がありました。
著書の中では、
ある自動車メーカーの専務の椅子のすぐ横
に三十代の半ばの北米担当者の椅子があり
実質的に案を作っている例が紹介されて
おり、
本当にいい会社とは年功序列の形の中で、
実質的に若い実力のある人にどうやって
実質的は権限を渡すかという隠れた努力を
している会社だ、
と述べられています。
これは中堅企業以上を想定した人事評価の
あるべき姿の提言ですが、
私は零細企業やパートアルバイト主体の
組織こそ、より必要な考えかただと思いま
す。
大手の正社員であれが、多少人事評価に
不満があってもやめる事はほぼないと思い
ますが、
パートアルバイト主体の職場であれば、
生活を支えているわけでもなく、
他に同じような待遇で働ける場所はいく
らでもあるわけで、ちょっとした人事評価
でプライドが傷ついただけでも、そこに
しがみつこうとは思わず、やめてしまう
のだと思います。
人事評価は著者の提言等を参考にし
より慎重に行う必要があるのだと思いま
す。