2019年イタリア・フェルモで開催された「第26回アンドレア・ポスタッキーニ国際ヴァイオリンコンクール」において、日本の吉村妃鞠さんがカテゴリーA(11歳以下)で第1位、さらに全部門を通じての総合グランプリをも獲得した。この時わずか7歳だった。
2018年に同地で開催された「2018若いヴァイオリニストのためレオニード・コーガン国際コンクール」の第1カテゴリー(9歳以下)で第1位を獲得、更に2019年3月にベルギー・ブリュッセルで開催された「2019若いヴァイオリニストのためのアルテュール・グリュミオー国際コンクール」のカテゴリーA(10歳以下)でも第1位と総合グランプリを獲得。
この頃の吉村妃鞠さんが最も好きで、この華奢な身体のどこにこれほどのパワーがあるのか判らない。天才の一言で形容されるのは、なにやら「違う」のではないか。一日6時間の練習は欠かさなかった、そうである。神に選ばれし者の如くである。