アニマルズは1964年6月にシングルとしてリリース。「朝日のあたる家」(The House of the Rising Sun)は、元々は米国の伝統的なフォークソング。

曲に衝撃を受けた事はある。その中でも、この曲はその最大の衝撃であった。そもそも論で言えば、「これは果して音楽なのか」という私の疑問。私には呪詛や呪文にしか聴こえなかった。それと、このボーカルにはカリスマ性と共に、一種の狂気が宿っていると感じた。存在の悪魔って感じかな。とにかく、驚いた。

「The House of the Rising Sun」とは、刑務所もしくは少年院を指すとみられている。いずれにせよ、この曲はいろんな人がアレンジ・カバーしており、そのバージョンによって、印象がまったく違っている。アニマルズ・バージョンが最も売れたらしい。まあ、私はバラードが嫌いだ。ロックであろうと、無かろうと。