前回の記事は、こちら─、
『 何事にも存在する通過儀礼、それは本人にとっては黒歴史かも知れないが… 』
その後─、
大学の工学部へと進んだ私は、人工知能なるものに感化され、
自ら、そういった思考ゲームのプログラムに手を染め始める。
もちろん─、
チェスの思考プログラムなんぞに、いきなり取り組むのは、
無茶な話で、まずはオセロから…。
そして─、
解説書を片手に、( 当時、この手の解説書はレアだったが、
ある教授のご厚意でお借りすることが出来た!)
覚えたての拙いプログラミングテクニックを駆使しながら、
試行錯誤を繰り返すこと数ヶ月…。
自ら組み上げたプログラムが初めて、
手を打ち返して来た時の、あの瞬間の衝撃というのは、
その後─、
ソフトウェア会社に就職し、さらに高度なプログラミングにも、
取り組むようになった現在においても尚、
鮮明な記憶として、
ありありと思い出すことが出来る。
だから─、
これからプログラミングの勉強を始めようとしている、
ビギナーの諸君には、
ぜひとも─、
一度は、この思考ゲームプログラムの作成にも、
取り組んでみてもらいたい。
確かに─、
今日、チェスの世界チャンピオンが、
コンピュータに敗北して、はや二十数年…、
かつては─、
コンピュータには不可能とさえ言われた、
将棋や囲碁でさえ、
現役の名人や世界チャンピオンが、
コンピュータに敗北したのが、
過去の出来事となりつつある昨今において、
今更、思考ゲームのプログラムに取り組むなど、
無意味だと思われる方も、おられるかも知れないが、
こういった世に存在する思考ゲームのような、
完全に解析することは不可能、かつ、
刻一刻と流動的に変化する状況下において、
決して少なくはない複数の選択肢の中から、
目的指向に従い、
最善と思われる筋道を決断する、
意思決定のアルゴリズムというのは、
おおよそ多くの場面でも、
流用が可能であり、
ましてや─、
自ら開発した AI ( 人工知能 ) と一戦、交える。
そんな瞬間が訪れるとしたら、
それは─、
プログラマにとっての、
一つの至高とも言えるだろう。
また─、
仮に将来、ソフトウェア開発などの分野に、
進むことがなかったとしても、ここで得た知見は、
きっと、その後の自身の、
大きな糧には、なってくれるに違いない。
それに取り組むのに、
どうしても口実が必要なら…。
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