満員電車に乗るとどうにかして座れないかな?
と考えてしまうものですよね。
帰りがいつも山手線の満員電車なのでいつも思います。
もしあなたが私と似ている境遇なら、きっと同じことを思っているはず。
あなたと私が同じことを思ってるなら、他人はどうだろう。
実は同じことを考えているはず。
別に何も座りたいのがやましいとかそんなことを言うつもりはありません。
ただ、同じことを思っている。これが肝心なのです。
このことを言われるまでに気づきましたか?
当たり前。
でもその当たり前が見えないのが人間です。特にあの満員電車では他人のことを考える余裕なんてありません。しかし落ち着いて周りを見渡すと、同じウォンツを持っている事がわかります。
人間は意識しているものによってスコトーマを作ってしまう習性があります。
スコトーマとは、心理的盲点。つまり心理的に見えないものってことです。
私はマーケティングやコピーライティングが好きなので、例えばお店に入ったらどんなマーケティングをしているのか?どんなプロモーションをしているのか?どんなヘッドラインを使っているのか?こんなことが気になります。
そしてそれを見つけます。
しかし普通の人ならどうでしょう?
アップルストアに入ったとして
デザインが良いマックを見たり、さくさく動くiPadをさわったり、あるいはトラックパッドをいじって遊んだり・・・
マーケティングやコピーライティングやらを気にすることはありません。なぜなら彼らにはそのことは見えていないからです。
あなたのスコトーマはなんだろう?
これを考えてみることが大切です。
というのも「見えていないものは何か?」と意識することで、普段では考えられないようなアイデアを見つけることができるからです。
発明や、新アイデアは既存のものの組み合わせと言われています。
ただ似たようなもの同士をくっつけてもあまり魅力を感じません。
明らかに違うものをくっつけるからこそ、イノベーションと言われるのです。
じゃ自分が見えているものだけをくっつけておけばいいのでしょうか?
答えは明白ですね。
スコトーマを外すには・・
スコトーマを外すには常に新しい考えを受け入れることが大切です。
「いや、その考えは受け入れられない。」
「自分に合っていない」
「それは君だけだ」
こう思ってはいつまでたっても自分のスコトーマを外すことはできません。
常に新しい視点、考え方に柔軟にいましょう。
実は私も・・・
最初の段落で話した他人と同じウォンツを持っているという話。
私も今考えつきました。
そんなことを瞬時に思える程、頭良くはありません。ただ今回そういったスコトーマがあったんだな。と改めて認識できました。
この話を聞いて、「わかりきってることだな」と思うのか、「そうか。自分もスコトーマはあるかもしれない」と思うのでは全然違いますよね。
あなたはどっちですか?