昔の有名なJVの事例を一つ。
おそらく、誰もが知る有名な話。
ときは戦国時代。
ある日、殿様が三人の息子を呼びました。
それぞれに一本の矢を渡して、
殿様:「息子たちよ、その矢を折ってみなさい」
と言いました。
矢:「やばい、俺折られる・・・・」
息子たち:「こんなのeasyすぎるよ」
と簡単に折ってしまいました
殿様:「(easy!?何を言ってるのだ、息子よ!)
そうか。
では次はこれならどうだろう?」
矢:「次は俺らの番だよ・・・
どうする?またあの矢みたいに折られるんか」
と言って、今度は三本の矢をそれぞれに渡しました。
矢:「あ、今度は仲間がいるじゃん!
今度はおられない!」
息子たち:「うーん、うーん!」
誰もおることはできません。
矢:「全然痛くも痒くもないわ!」
殿様:「(よかった、誰も折れない。)
わかったかい?
一本の矢はもろくて折れやすいが、束になれば折れにくい。
お前たちも一人では弱いが、三人なら強くなれる。
だから結束してこれからのものごとに対処しなさい。」
矢、息子たち「なるほど~」
といって三兄弟(と三本の矢)に結束をするように言いました。
これが毛利元就の有名な三本の矢です^^
そして現代。
この「三本の矢」をビジネスに生かしたらどうなるだろう?
と考えてみたらいかがでしょう?
一本の矢では簡単に折れてしまいましたが、
三本なら簡単には折れない。
つまり、一人でやるより、三人でやったほうが物事はうまくできる。
ビジネスに生かしたら何ができるか・・・・?
それが現代のJV(ジョイントベンチャー)なのです。
JV(ジョイントベンチャー)はめちゃめちゃ使えるビジネス戦略の一つ。
おそらく使うことによって売上の桁が一つ違う結果になることもあるくらいすっごい強力。
しかし、有効的なJVをしている企業は少ないし、またやってる会社も少ないです。
これはなぜかというと、これには大きな原因があります。
それは・・・
やり方をしらない
ということです。
ジョイントベンチャーの方法や考え方を教えてくれる人がほとんどいないのです。
こんなん簡単じゃん?
という感じでやって失敗する。
あるいはJVの契約をかわすことができない。
そういう状態なのです。
ジョイントベンチャーにはしっかりとしたやり方、考え方があります。
それを知らずしてJVをしようとすると大きな失敗を生んでしまいます。
三本の矢ではわかるとおり、
一本では折れてしまう。でも三本じゃ折れない
つまり一本ではできえないことを、三本で可能にしているのです。
お互いがお互いを支え合うことができて成り立ちます。
当たり前?
ここが一番重要なのです。
何事も無料でやろうと考えてはいけません。
ビジネスはビジネスです。
お互いが組んで報酬、チャンス、メリットがしっかりあるような人とJVをするべきです。
それがあいまいになって、自分だけ得しようとする考えが多いからJVは失敗してしまうのです。
この動画でJVのメリット、デメリットを説明しています。
どういうものかというと、
JVの4つのメリット、
そして
JVのデメリット
さらには
JVでやってはいけない4つのことを説明しています。
やってはいけないことをしっかりと頭に入れておくことで、
成功に近づくことができます。
JVは無限のリソースへの鍵です。
自分では成し得ないことをする一つのチャンスです。
ぜひ参考にしてください。