ついで買いをしたことはありますか?
お店に行ったとき、
「余計に買いすぎた・・・」誰にでもあるのではないでしょうか?
これには理由があります。このことを知っておくと、マーケティングプランがより強力なものになります。
ついで買いの原理
なぜ、人はついで買いをしてしまうのか?
これは人間にはある特性があるからです。
それは一貫性の原理です。
人はコミットメントをすることによってそれと一貫した行動をとってしまうのです。
しかもコミットメントは大きなものである必要はありません。
ささいなコミットメントによってそれと一貫した行動をとってしまうことは研究でも明らかになっています。
ビジネスにおけるついで買い
お客さんが商品を買ったとき、最高のセールスマンとして何をするべきか?
A、買ってくれたことにありがとうという。
B、すぐにお金を回収し、迅速に商品を手渡し、契約を完結させる。
C、保証などのアフターサービスについての説明をする。
どれでしょうか?
答えは・・・
答えはD。
そう、A,B,Cどちらでもなく、
答えはDの
『違う商品をすすめる』
A,B,Cで考えていた方、ごめんなさい。。。
しかしここではDが正解。
ある商品を『買った』
買ったという行動に対して、それにのろう。
違う商品をすすめて利益を出す。
これが良いセールスマンの心構え
それならマーケティングに使ったらどうだろう?
良いセールスマンが使うものをマーケッターが使わない理由はないでしょう。。
マーケティングプランに適用して、利益を出すべし。
人間には感情があります。
その感情を動かす要因、トリガーのようなものがいくつかあります。
それを使ったマーケティングプランを作れば、利益が出ることは間違いないでしょう。。
良いマーケッターになりたいなら、そういった心理的要因についても勉強をして、使うことが大切なのです。