歌(演奏):金沢明子
作詞:橋田壽賀子
作曲:遠藤実
発売年:1983
説明・補足:ズバリ、『おしん音頭』です。
ジャケはマーガレットに連載されていた、宗美智子さんのマンガ版おしんのイラストらしいです。
A面の子守唄は良いとして、あの悲哀の物語を音頭にしてしまうセンスには脱帽です。
歌詞は、おしんの脚本を手がけ、現在は『渡る世間は鬼ばかり』で有名な、橋田壽賀子。
作曲は、舟木一夫の『高校三年生』や山本リンダの『こまっちゃうな』、そしてネタナイトでは定番の
杉良太郎『君は人のために死ねるか』などを手がけた大物作曲家・遠藤実。
そしてそれを、『イエローサブマリン音頭』で有名(?)な、音頭の女王・金沢明子が歌う
・・・という鉄壁の布陣で囲む事によって、『おしん音頭』の持つ違和感は封殺されようとします。
狙った訳ではないでしょうが、その絶妙なバランスが素敵です。
権威付けをすればするほど、匂って来る面白さがありますね。音頭って素敵です。
紹介者: KAGE