起業家と投資家 | 表参道交差点ではたらく社長のブログ

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ラッキーはない
――ノボットで考える日本のスタートアップの出口


http://jp.techcrunch.com/archives/jp20110728what-is-your-exit-strategy/


「小林氏と僕とで話していて一致したのは、昨今のスタートアップを取り巻く環境についての問題だ。シードマネーを投資するインキュベーションのプログラムが数多くできているのは、TechCrunch Japanでも散々紹介してきているので、読者のみんなもよく知っているだろう。それはそれで、僕はいいことだと思っているのだけれど、一方で、若い人たちを炊きつけて、最終的に誰がその出口を作るのかという問題がある。」




いいたいことはわかるが

この記事には賛同できないな




起業家や経営者の出口はIPOやバイアウト

って違うでしょ


「若い人たちに」に出口を作ることが問題なのではないくて

会社を大きく成長させる生態系を作ることが問題なのでは?




起業家や経営者の目的は

会社に継続的な営業キャッシュフローをもたらすことであって

IPOが出口って株式市場に一般投資家を馬鹿にしてるでしょ




投資家にとっての出口は

IPOやバイアウトである



起業家には投資家の側面もつよいし

経営者は投資家の出口を意識しなければいけないが

スタートアップを始める若い経営者の出口が売却であるとするのは

やっぱり違う気がする

売るために会社を作ってるわけではないと思う



あっ、別にバイアウトを否定してるわけではないです

むしろ推奨派です

売ったこともあります

買ってもらえるのは非常に価値が高いと認められてるから

もっともっとバイアウト案件は増えるといいと思ってます



ただ、

起業家の目的は会社の利益を極大化することであり

投資家の目的は株式をいかに早く高く売るかであり

同床異夢です

株式会社はお互いを尊重したバランスが大切なのでしょうね