玉骨遥
シャオ・ジャン
レン・ミン
ハン・ドン
空桑の時影世子は皇妃殺害の濡れ衣を着せられると聖地・九嶷山の大司命である時鈺によって救出されるが成人するまでに死を悼んだ者と出会えば殺されると予言を受けます。
赤族の朱顔郡主は一度しか会った事もない世子の死を追悼していました。
数年後、九嶷山を訪れた朱顔は死者復活の呪文を求め禁断の地に足を踏み入れると孤独に法術を修練する神秘的な青年と出会い心を奪われるがそれは成長した世子だった。時影もまた彼女が予言の娘であると知りながら次第に惹かれていく・・・

全43話あらすじ一覧
1話~16話
赤族郡主・朱顔は空桑の時影世子が亡くなったと知り自分が皇妃の怒りを買ったためだと涙する。濡れ衣を着せられた時影は大司命に助けられおり九嶷山で修業を積み重ねていたが舞衣を探しに侵入してきた朱顔と再会する。母親が自害し皆から蔑ろにされたと知る時影は復讐を誓うが朱顔の言葉で・・・
大司命は計画通りなら心魔に捕らわれ復讐を決意していたはずなのに時影の復讐心が消えていたので誰が正気に戻したのかと困惑します。白雪鷺は白雪鶯と皇子が良い感じだったので栄誉を守るためと訴えるが朱顔の援護で時雨が名乗り出て計算が狂う。九嶷山での法術の修練のために参加する朱顔は少司命が時影だったので驚く、弟子選抜会に参加するが・・・
時影の機転により混沌から脱出する朱顔。玉骨は最終的に白雪鷺が手にするが大司命が知勇を備える朱顔を落としてはならないと現れる。青罡は時影が世子だと知るが時影に助けられた事で青妃に世子ではなかったと報告する。仙術の理論を問う試験が迫るなか白雪鷺に騙された青罡と朱顔は薬を盛られて・・・
朱顔は白雪鷺との一騎打ちに勝利し一番弟子となる。下山する青罡は努力を認める白雪鷺に声をかけるが彼女は母の位牌を白府に置くためにも出自の問題があっても出世したいのだと言う。時影の瞑想中に刺客が現れ時影は守るために闘うが敵を一掃するための大司命の罠で邪魔してしまう形となり・・・

17話~32話
時影と朱顔は龍神に攻撃されるが赤淵からもらった龍血古玉に守られる。刺客に狙われたのは青族が関与していると知るが時影が想い続けていた世子だと知る。俗世を捨て神に仕える事を選んだ少司命は朱顔への想いを断ち切る為に線を引こうとするが・・・朱顔に対する己の気持ちに気付いた赤淵は赤王府を離れる決意を固める。
赤淵は曜儀の珠が朱顔を主と認めたので生まれ変わりだったのだと勘違いする。朱顔は自分のせいで赤淵が追放されてしまったので嘆くが柯爾克親王に嫁ぐよう聖旨が届く。勅命に背いたら一族に迷惑がかかるので死を装って逃げようとすると亡き霍図王の寵姫で大妃に追い出された魚姫と蘇摩と出くわす。時影は霍図部の大妃が赤族郡主を殺し西荒を略奪しようとした証拠を掴み・・・
時影の結界を破った朱顔はいなくなった魚姫を追うが大巫師の宝石の破片を受け邪気に侵された時影と出くわし夏城の徐神医のもとへ連れて行きます。赤淵は海国軍を撤退させると如意と再会し国の再興のためとはいえ流血は避けるべきと説得する、そして蘇摩が海皇だと確信すると・・・
時影は自分が海皇だと偽る赤淵と両軍を撤退して和平条約を結ぼうと約束し陛下を説得する。赤淵の過去を聞いた時影は還俗を決意するが時雨が負傷したので停戦と撤兵の指揮を託される。時影を世子にして白雪鷺を世子妃にしたい大司命は朱顔を遠ざけようとし、蘇摩が海皇だと知った長老は敵を慕うような海皇など海国軍に必要ないので赤族の郡主に捨てられ空桑人を憎んでいるように夢を書き換える
33話~43話|最終回
朱顔は海皇だと勘違いされている赤淵が時影に殺されそうになったので命を懸けて阻止する。大司命が朱顔の命を狙っているので時影は敢えて冷たく突き放し破門を言い渡す。赤淵は鮫人を逃がすために己の命を犠牲にし時影は己の命を用いて朱顔の誅心呪を解く、朱顔は時影の精神の結界に入り・・・
時影の魂魄を復活させるために朱顔は侍女だと名乗り時影の世話をするが中陰の気で五感に影響が出てきます。復活する時影は朱顔は自分に情があったのだと分かり二度目の人生はそばにいると決心すると今まで縛り付けていたために大司命は解き放つと許可します。青罡と白雪鷺の法術で視力と聴力が復活する朱顔は時影が還俗のために万劫地獄へ入ると知り急いで戻ると氷族の奇襲で大司命が命を落とす
時影と朱顔は龍神に魂魄を守られていた赤淵を生き返らせる。蘇摩を碧落海に帰らせるが赤淵は破壊神の虚遥に体を乗っ取られ操られると朱顔を曜儀に変えることと引き換えに海皇を見つけ出す取引に応じる。両親が潔白を証明するために自害してしまい時影と祝言を挙げる朱顔は1人で虚遥のもとへ向かう。赤淵は皇天と后土の力で雲荒を滅ぼすつもりであり朱顔たちは虚遥が碧落海に行く前に奪わなければと思います。最後の法術大戦が始まり・・・
