覆流年
蘇城最大の商家・陸家の長女・安然は当主の証である双魚令を父から贈られる。
陸家の商売相手で蔡の護衛を務める穆懐恕から婚約の証しとして玉佩を手渡されるが朝廷からの使いがやって来ると第二皇子である慶王・穆澤との婚儀を執り行うと聖旨に書かれていた。
5年後、側室で懐妊した驚雀や権力を得て残忍な一面を見せるようになった穆澤によって悲劇が襲い・・・
王位争奪戦や女同士の争い、禁断の恋、敵への復讐が交錯する物語は迫力満点!!

全30話あらすじ一覧
1話~8話
蘇城最大の商家の主となった陸安然は皇帝に婚儀を賜り慶王・穆澤に嫁ぐ。5年後、男の子・毓を授かっていたが側室の驚雀に殺されるが穆澤によって事故死扱いされる。また驚雀が男の子を授かる中、大将軍を目指していた陸昀の遺品が届き・・・
昏睡状態から目覚める陸安然は皇帝が崩御して穆澤が継いでおり皇后となる。側室に子を殺され身内の裏切りで陸家も潰される。穆澤の本性を知り絶望するが気付くと10年前に遡っており出会いから何まで軍船を作らせるための穆澤の巧妙に仕組まれた罠だと知る。母を死なせたいために柳鳴玉と陸欣然を監視するよう指示し・・・
陸安然は吐血して倒れる。霊奚と冬青が柳鳴玉の悪事を暴くと彼女は50回の棒打ちを受ける。そこに姿を現す陸安然は陸欣然を慶王妃にしてやるが無能な奴は大事にされないと告げ彼女のために棺を置いて去る。そして穆澤には命を狙われ毒に倒れたが闇医者の手で命拾いしたと手紙を送り澹州で会う約束をする

9話~17話
盗賊と結託し支援米を奪った濡れ衣を着せられた陸安然は潔白を証明するが穆澤は使い道があるとして柴広に罪を着せて高承賢を部下にする。澹州の民を苦めた者を許せない穆川と沈長青が民の前で罪を明らかにし斬首に追い込む。陸安然は慶王府に行くと霊奚が虐められていたので陸欣然を本気で殺そうするが・・・
霊奚を取り戻すため、また徐清策の命を守るために穆澤の策に乗っかる陸安然だったが科挙の不正を訴え徐清策が自死してしまったので自己嫌悪に陥る。穆澤は翊王に罪を着せるが穆川の命を狙った蔡望津に剣を突き付け警告、そんな中、側室として驚雀を迎えることになり・・
陸欣然が慰めてくれる蔡望津に寄りかかった時、貴人たちを引き連れる驚雀が現れる。慶王府での失態は噂で広がり陸安然は皇室と陸家を切り離すことに成功。陸安然は穆川と開耕式を行うが暴動に巻き込まれた沈蘭渓が帰らぬ人に。穆澤は一連の出来事は陸安然の計略だと疑い・・・
18話~27話
乱心するフリをしていた陸欣然の罠に嵌り棺の中に入れられ埋められてしまう陸安然だが穆川や沈長青たちの必死な捜索で救出される。濡れ衣を着せられ皇帝から求められたので仕方なく家業を手放すと穆川と相応しくないと指摘され慶王府の側室になることを誓うが妹のような存在の霊奚を亡くし・・・
陸安然は慶王府に側室として嫁ぐ。驚雀によって陸安然と穆川は密通の罪を着せられそうになるが側室を陥れるための道具に使われるなら二度と来ないと穆川が激怒したことですぐに解放される。蕭暎将軍によって沈長青が人質に取られ狙いは自分だと察する陸安然は道連れのために驚雀を連れ出し・・・
陸安然は清長青を刺してしまったのに決別しなくては不審に思われるので冬青を出て行かせる。猜疑心が強い穆澤の性格を利用し策を講じて蕭暎を排除することに成功。刺客に襲われた穆川を目にし膝から崩れ落ちる陸安然は想いを口にするが実は清長青に助けられ生きており真相を聞きたかったと言われる。
28話~30話/最終話
穆澤はトラブルは遭ったものの謀反を成功させ重臣たちから推挙されるが野心を抱いていたかと皇帝が現れたので驚く。皇帝に本心をすべて言い放ち逆賊として生き延びるより戦って散る決意を固める。穆川は正式に太子となり陸安然は穆澤が残した遺書と離縁状を焼き払うと蘇城に帰る
