アーモンド|ネタバレ感想|韓国で40万部を突破し13カ国で翻訳 | 見所チェック!

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アーモンド 

 

2020年本屋大賞翻訳小説部門第1位

本国韓国で40万部を突破し13カ国で翻訳されたソン・ウォンピョンによる感動小説。
日本では矢島暁子が翻訳を務め2020年本屋大賞翻訳小説部門1位を獲得。

 

 

 

ネタバレあらすじ 

 

 

 

  感情がない!

 

ユンジェが、誰もが頭の中に2つ持つアーモンド型の扁桃体が小さいと分かったのは4歳の時。
幼稚園の時に少年が殴られているのを亡くなるまで黙って見ていた。小学生の時には目の前を歩いている女の子が転んで泣いても呆然としているだけだった。
おかしな子だと近所では広まっており、祖母は「かわいい怪物だよ。人は自分たちと違う人間を許せないんだよ」と頭をなでてくれました。

母親がはじめた古本屋でユンジェは母親と祖母と3人で暮らします。

 

 

  教育

 

母親はユンジェが普通の子に見えるように「喜、怒、哀、楽、愛、悪、欲」の感情を丸暗記させます。

小学校の高学年になると目立つことはないが集団に溶け込めるようになりました。
しかし返答ならともかく先手をうつのはまだヨンジェには難しいところだった。

17になるその年は雪が降っていた。祖母と母親に連れられ外食したが帰るときに遺書を残した通り魔がハンマーとナイフを持って現われた。
母親は何度もハンマーで殴られ昏睡状態になり祖母はユンジェがドアを開けないように守りながら刺され亡くなりました。
祖母の遺産で暮らすユンジェは病室で眠る母親に毎日会いに行きます。
古本屋の2階に住む元医者のシムは母親から頼まれていた事もあり保護者になります。
「保険金は将来のために置いといて店を続けなさい、この建物の持ち主は私だからアルバイトして給料は払う」と言われたユンジェはありえない提案をされた時には時間を稼げと母親から教えられていたので「考えときます」と返事しました。
どう考えても危険な話ではないので受け入れるが母親は普通の暮らしをさせたいと思っていたはずと分かるユンジェは高校に行くことにしました。

 

 

 

  激しい感情

 

ある日、シムに紹介された大学教授グォノがやってきます。
グォノにはもうすぐ亡くなってしまう妻がいて13年前に遊園地でいなくなってしまった息子に会わせたいと探していました。最近見付かったが問題児だったので似ている理由で「息子のフリをして欲しい」と頼まれます。
「害がないのなら人助けはした方が良い」と祖母に言われていたので引き受けることにしました。
病室を訪ねたユンジェは頼まれていた通りに苦労せずに育った事を伝えると抱き締められるがそのまま昏睡状態になり息を引き取りました。
なんとなく葬儀に行った方がいいのではと思い向かうが転校生のユン・イス(ゴニ)がやってきたので驚きます。転校初日から先生には刃向かい生徒達も怖がっていた。その転校生がグォノの息子だったのです。
ユンジェは毎日ゴニから苛められるようになるが悲しい顔すら何もしないのでそっちが体力消耗するだけだと思います。
ゴニは不気味に感じ出すとやがて自分がびびっていると噂されるようになり、黒板に「焼却炉に来い」とでっかく書き「来れば殴る、来なければ怖じ気付いたとゆう事でもう止めてやる」と教室で叫びます。
ユンジェはいつもその時間に通っているのでいつものように歩きゴニを素通りすると後ろから殴られ続けます。やがて野次馬がヤバいと散っていくのを見て通り魔の光景を思い出したユンジェは止めなければならないと思い「もう止めろって。みんな怖がっているフリをしているだけで内心馬鹿にしてるんだから」と冷静に話します。
ゴニは一週間の停学処分となりました。

 

 

 

  理解するために

 

 

ゴニに殴られてもユンジェはまるで怖くなかったが逃げるべきだったと言われて気付きます。だけど世の中の事を理解するにはユンジェは必要だと思います。
祖母や母親がどうなったか、そして扁桃体が小さく何も感じない事を知りゴニはいろいろ質問してきます。
「俺だったら犯人を殺してやるよ、本音を言えば話を聞いただけでイライラして眠れなかった」
「僕のせいで眠れなくてゴメン」と伝えると「事件を黙って見ていただけで婆ちゃんにゴメンも言わない奴が俺に言うのかよ、イカれてんな」と罵られるが、彼は毎日のように本屋にやってきました。
ある日、ゴニは蝶を持ってきて羽を掴んで両側に引っ張り出しました。ユンジェは「痛がっていると思う、苦しんでいると思うから止めた方がいい」と伝えるが「かわいそうとは思わないのか」と聞かれます。
止めてと言っても「感じるのはそれだけか」とゴニはイライラし結局羽をちぎって踏み潰しそれから店に来なくなった。
「君と友達になりたかったんじゃないか、自尊心が傷付いたと思う。たまには君から訪ねてみたら」とシムに言われます。
ユンジェはゴニの家を訪ねるとあいかわらずグォノとは関係性がよくないようでした。
そしてなんで本屋にずっと来ていたか、それは「自分がどんな人間なのか勝手に決め付けなかった事」、そして生存していた時の母親がどんな人だったかずっと聞きたかったからでした。
ユンジェは「君と似ていたよ、最後は抱き締めてくれた」と伝えるとゴニは悔しそうに涙を見せました。

 

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