韓国映画|ビースト|ネタバレあらすじ|執念と野心が激突 | 見所チェック!

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ビースト 

 

2004年のフランス映画「あるいは裏切りという名の犬」を基にイ・ジョンホ監督が韓国を舞台に変えて映画化。

仁川で猟奇殺人事件が発生。
警察で相棒同士だったハンスは捜査1班、ミンテは捜査2班を率いてそれぞれが昇進を懸けた捜査に臨む。
ハンスは容疑者を逮捕するが彼が無実だと確信したミンテが独断で釈放したことで捜査は混乱。刑務所を出所したばかりの情報屋チュンべに呼び出されたハンスは猟奇殺人事件の情報を提供する交換条件としてある事件の共犯になるよう要求される。
二人の執念と野心が激突した時、破滅への引き金となってしまう

 

チョン・ハンス(イ・ソンミン)ハン・ミンテ(ユ・ジェミョン)イム・チュンベ(チョン・ヘジン)ジョンチャン(チェ・ダニエル)オ・マダム(キム・ホジョン)など

 

 

 

 

 

ネタバレあらすじ 

 

 

 

  かつての相棒

 

 

捜査1班を率いるハンス刑事は情報屋マダムを痛めつけたナムチョルをさらい部下のジョンチャンと共に徹底的に半殺しにして脅します。
慰謝料をチュンベに渡しにいくとジョンチャンもやってきたので情報屋だとバレるから彼女に接近するなと忠告します。
そして仁川で死体の一部が発見されたと報せがあり現場に向かうと2班を率いるミンテから部下を連れて帰れと言われます。事件解決のためなら手段を選ばないハンスと冷静沈着なミンテは、互いを認め合うかつての相棒同士でした。

解体され埋められていたのは女子高生で性的暴行の痕跡はありませんでした。
共同捜査を命じられてしまい2班のヤマだと課長に告げるミンテだが女子高生が失踪してから17日間なにやっていたんだと責められます。
ナムチョルが出所後半殺しにされて病院に運ばれたと課長から知らされるハンスは俺じゃないと惚けると「俺は次期署長候補、お前は次期課長候補だ、早々に事件を解決しろ」と言われます。
また監査官から呼び出しを受けたミンテも「課長とハンスが昇進すれば好き放題されなす術がなくなる、事件を解決し課長になってほしい」と言われます。

 

 

 

  昇進をかけて捜査

 

 

猟奇殺人犯を追うハンスは被害者が最後に目撃されていた教会に向かうと助祭が逃げ出したので追いかけます。何やら口に頬張っていたので殴って吐き出させると被害者の写真だったため容疑者として捕らえます。
助祭は彼女に言い寄られたが断ると怒って出て行ったので心配で後を追っただけだと言います。助祭はかつて女子大生への性的暴行の犯罪歴がありハンスはその時の被害者は自殺し母親も後を追ったのを知っているかと訴えます。
お前は改心だけか、自白して懺悔しろと責めると「私がやりました」と助祭は言います。

ミンテは助祭が犯人ではない証拠を掴み釈放させるが警察署を出たところで女子大生の父親に刺されます。
命に別状はなかったが何で勝手に釈放させたんだとハンスが怒鳴り込みやってきます。ミンテは被害者が助祭に下着を送りつけていたこと、助祭が灰色の車に乗った二人組を目撃していたこと、そして助祭は血が恐怖症で医大を中退していたために殺人など犯せないと告げます。

 

 

 

  大混乱

ハンスは3年の務めを終え刑務所を出所した情報屋チュンべに呼び出されます。彼女がいきなり罪を着せた男ドゥシクを射殺しだしたので驚くと車に乗り込んできて車を出せと銃を突き付けられます。
真っ先にお前が犯人だとバレるぞと訴えると「私にはアリバイがあるし凶器は誰の銃かな」と言われます。脅すつもりかと激怒すると女子高生をやった二人の男の家を知っているから教える代わりにアリバイになるよう要求されます。

 

 

アジトを突き止めたハンスが総指揮官となりミンテは応援に回るよう課長に命じられます。
ハンスは2班に待機を命じ機動隊を配置させるがアジトには朝鮮族が住んでいて紛らわしい事に別件で潜伏している捜査員もいました。
ミンテは機動隊が撤収を始めたので困惑すると麻薬捜査で潜伏中の広域捜査隊がいて上層部から撤退を命じられた事を知ります。
悔しがるハンスだがミンテが無線を外して中に入って行くのを目にし全員に突入命令を出します。
二人の犯人を捕まえるだけの予定だったが全員が突入したために一斉検挙を逃れたい朝鮮族と大乱闘となります。
機動隊の応援を受けなんとか殺害現場も特定するが被害者が少なくても14人いる事が判明します。警察はDNAと行方不明者を照合し身元確認を急ぐと発表するがジョンチャン含む3人が殉職してしまい突入命令を出すきっかけとなったミンテは処罰を遺族から求められます。

 

 

 

  歯車が狂いだす

 

 

 

 

手柄を得たハンスに協力を頼めと監査官に見捨てられたミンテは電話するが応答がありませんでした。マダムの店に押し掛けるとハンスがいたので内部調査でなんと証言するのかと聞くと事実だと言われます。
「俺は犯人を捕まえたかっただけだし、ジョンチャンは生き返らない。俺から仕事を奪うな」と告げるとハンスは席を立ちいなくなってしまいます。

ハンスはチュンベと海に沈めたはずの車が引き揚げられたと知ります。犯人の父親ワンシクを捕まえることに全力を注いでいたが捜査するのはミンテだと知り動揺します。
ミンテは復讐だと疑い麻薬売人チュンベを捕まえるとハンスと一緒にいたからアリバイはあると言われます。
「38口経といえば持主は限られるので犯人は警察官、少なくともどの署の銃かは分かる」
ミンテが話しているのを耳にするハンスは激しく動揺し保管室に行って証拠を盗むと別の銃で鹿を撃って銃弾を取り出します。
ミンテは中華街で銃声を聞いた情報を受け現場に向かい防犯カメラをチェックするとフードを被った者(チュンベ)が射殺していました。その者が車に戻るともう一人乗っていたのでハンスに違いないと思います。

 

 

 

  執念と野心

ハンスは別居中の妻が猟奇殺人犯とドゥシクの解剖しているため連絡して向かいます。隙を付いて銃弾を入れ替えると父親ワンシクは息子が猟奇殺人犯だと分かり見て見ぬふりをしていたようだと告げるが幼いころから継続的に虐待されていた痕跡があるので犯人は父親の方ではないかと妻に言われます。
それに驚くハンスだが銃弾が一つ落ちているのに気付くと「チュンベと一緒にいたろ」とミンテがやってきます。
銃弾が転がってしまうが妻は咄嗟にハンスに都合が悪いのだと把握し足で踏んずけます。それを目にして安堵するハンスは令状を持ってこいと告げ出て行き証拠となる銃弾を海に投げ捨てます。

 

甥を殺したのはお前かと組織に捕らわれてしまったチュンベは殺しはどうでもいいが物を警察に押収されたからハンスに連絡して取り返して来いと強いられます。
ハンスは電話に出ようとすると後部座席にミンテが乗り込んできて「実は事件の時に車の後部座席に女が乗ってたんだ。犯人の顔を見てる。署に呼んでるけど会うか」と聞かれます。
動揺しながら何でだと聞き返すが別にとミンテは行ってしまいます。確認しに行くとただのスリ犯だったので騙したなと押し入り胸倉を掴むがワンシクが見つかったと知らされます。
するとフードを被ったチュンベが署にやってきたので慌てて掴んで外に連れ出し暴行を加えると煉瓦で殴られ「アパートから押収した物を明日までに持ってこい、来なければミンテにすべて話してやる」と蹴飛ばされます。

 

 

 

結末/ビースト

 

 

 

課長に呼び出されたミンテは令状もなしにハンスの通話記録を調べるのは何でだと責められます。チュンベと一緒にいたことを告げると「ハンスは内部調査ですべてお前の責任だと記された文書に署名しなかったんだぞ」と言われます。
妻に事情を伝えるハンスはすべて解決するから待つよう告げ出て行き、チュンベを山奥に連れて行き誰に命じられたのか聞き出そうとします。
しかし何で物を持ってこないのだと刺されたため撃ち殺します。そしてマダムに会いに行きチュンベに命じたのはお前かと訴えると取引を仲介しただけと言われます。
首を締め上げるとミンテから目撃者の情報を求められ、アパートから押収した麻薬をチュンベが持ってきたら殺害現場にハンスがいたことを証言させると取引したんだと言われます。

ミンテは知り合いの家からワンシクが出てきたと情報を得て突入すると住民が殺害されていました。住民の職業が獣医だと知り動物病院に急行するころ、ハンスはマダムから罪滅ぼしだとワンシクの居場所を教えられ決闘していました。
ハンスはサクシニルコリンを射たれてしまい徐々に筋肉が動かなくなり呼吸もできなくなると言われます。
銃を手に必死でワンシクを捜すハンスは膝から落ちるとテープを再生され妻が犠牲になったのだと知り泣き叫びます。最期の力を振り絞り立ち上がるハンスはワンシクを撃ち殺すと「もう終わった、銃を下せ」とやってきたミンテに引き金を引きます。
しかし銃弾切れであり絶望するとそのまま倒れ命を落とします。
課長に就任するミンテは異動願を出した部下からハンスは応急処置をしていれば助かったようだと言われます。