ネメシス
豪華キャストで送る事件と謎が絡み合う極上ミステリー
探偵歴30年のベテラン栗田は事務所をネメシスと改名し失踪した知人の娘アンナが天才的な推理主だと気付き風間と組ませて事件解決を任せる。
新人ポンコツ探偵・風間と天才助手アンナの凸凹コンビが事件を解決していくが目的は失踪したアンナの父親を捜すことだった。
難事件を1つ1つ解決していくと父親に繋がるヒントは闇に葬られた20年前の事件だと知るが・・・

ネタバレあらすじ
「栗田探偵事務所」を「ネメシス」と改名した栗田は自分の事はCEOと呼ぶよう告げます。
「お前は探偵だ」と言われスーツをプレゼントされた風真尚希は喜び、日本に来てまだ三ヶ月の美神アンナとタッグを組まされます。
栗田は2人にすべてを任せ、自分は失踪したアンナの父親・美神始を捜査していました。
依頼
ある日、女医の上原黄衣子が訪ねてきて専属の医師を務めている大富豪の澁澤火鬼壱に脅迫状が届いたので助けて欲しいと依頼されます。
「80歳の誕生日会を中止しないと命の保証はない」
自称名探偵を名乗る風間は勝ち誇って「ご安心下さい」と告げるが資産家で恋人6人いるのが気にくわない栗田は断れと言います。
澁澤はクラブ経営者の村崎由香里、演歌歌手の森銀子、占い師の黒檀エイラ、ピアニストの青海唯衣、読者モデルのルビー赤井、漫画家の桜田桃の6人の恋人がいるのです。
栗田は手にする「遺伝子すっきり水」も澁澤が開発した商品だと知り受け入れます。
風間は喜んで車に乗り込むが黄衣子がめっちゃスピード狂だったので叫ぶといつの間にか後部座席にいたアンナも叫びます。

ゲーム
執事の梶に挨拶し豪邸にお邪魔すると澁澤は探偵など必要ないと言います。ググったらネメシスが一番近かったのが依頼した理由だと知り風間は言葉を失うが黄衣子が心配しているので澁澤は受け入れました。
澁澤は6人の恋人を集め「遺産を分散することにしていたが身体を献身的に診てくれている黄衣子も加える」と告げると6人は納得できず怒ります。
「解読して新しい遺言状を発見した者に資産価値10億の屋敷をプレゼントする」
風間はカードに書かれた「心に一線を引かぬ者」を読み全然分からないと口にするとアンナと黄衣子から冷たい視線を浴びます。
殺人

執事は水を運ぶように言われていたので向かうが澁澤の部屋に鍵が掛かっていました。
普段は鍵をかけないと知った風間とアンナは鍵を破壊して中に入ると旦那様は殺害されていました。何の騒ぎかと6人の恋人もやってくるが「私が名探偵」と名乗る風間は何も触らないでと告げます。
明かりを付けると「悪しきゴルフクラブ、犯人は黄衣子」とダイイングメッセージが残されていました。風間はやってきた刑事のタカとユージに名刺を渡すと馬鹿にされるが栗田がやってきて新しくネメシスと改名したのだと告げます。
ポンコツ探偵と天才助手
アンナは澁澤の部屋には水がたくさんあるのに箱がドアの前に置かれていたのを気にします。
そして「凶器はゴルフクラブではなく灰皿でいいのですよね」と告げると皆がキョトンとします。死体の傷は一撃なのにゴルフクラブにあんなに血痕が残っているのは不自然だし灰皿の場所は変わっていないのに向きだけ変わっているのはおかしいと推理したのです。
意見を聞かれた風間は「そ、そうだな」と同意し栗田は「うちは新人でこのレベルだ」と勝ち誇ります。
そしてアンナは直接聞いた方がはやいと思いダイイングメッセージを書いたのは左利きの銀子ですよねと聞くと「犯人はあなただ」と風間は言い放ちます。
銀子は部屋に入った時は殺されていたと言います。死体が銀色のツボを指さしていたから自分だと疑われないためにその間に水を転がし出て行ったと言います。占い師の黒檀が出て行くのを見たというので風間は「あなたが犯人だ」と告げると、ルビー赤井が階段から上がってくるのを目にし旦那様を訪ねると自分の名前が書かれていたのでポエムのように偽装し出て行ったと言いました。
風間はそうゆう事かと「あなたが犯人だ」とルビーに告げると行ったときには既に亡くなっていて第一発見者は疑われるので黒檀の名前を書いたのだと言います。
犯人
黄衣子は青海唯衣とぶつかると見知らぬ鍵が落ちます。「これは旦那様の鍵、やはりあなたが犯人ね」と言われるがアンナは鍵を手に取り別の世界に入る事で推理します。
なに勝手に入ってるんだと駆け込んで来た刑事に栗田は殺人犯が分かったので関係者を集めるようお願いします。「うちの名探偵が解説しましょう」と言われた風間はドヤ顔を披露するが皆の視線は彼の後ろにいるアンナに注がれていました。

風間は黄衣子の鞄の中に鍵を入れたのは青海であり「犯人はあなただ」と告げるがアンナが違うと手を振っていたので「・・・と普通の探偵なら思うが違います」と修正します。
銀子が出ていくのを見て部屋に入った青海はダイイングメッセージがあったから鍵を閉めて出て行き黄衣子の鞄の中に入れたのだと言います。
「水の問題」とアンナからカンペを見せられ、風間は何で水の箱が時計台の下に置かれていたのにドアの前にもあったのかと口にします。「遺言書」とカンペを見るが分からず悩んでいると「心に一線引かぬ者、心はハート」とカンペを見せられ鳩時計かと閃きます。
鳩時計を調べると中から遺言書が発見されます。部屋にあったのに何故もう一箱必要なのか・・・「身長の問題」とアンナからのカンペを読み「身長が低い桜田桃、あなたが犯人だ」と勝ち誇ります。
犯人は殺害後、解読して段ボールに登ったが届かなかったのでもう一箱取りに行ったが青海が鍵を閉めたので仕方なくドアの前に置いて立ち去ったのです。
黄衣子も背が低かったが黄衣子の部屋は旦那様の隣で既に水があり保管場所の2階に取りに行く必要はありません。桜田のハンカチにはおそらく灰皿を拭いた痕跡が残っているはずと言い放つと脅迫状を送ったのがバレていたので遺言書から名前を消されると思い殺したのだと言います。
しかし遺言書には平等に分配するよう書かれていました。
1話まで紹介しました。
