2018年も今日を入れて残り3日となりました。
今年も色々有りましたが、1年が暮れるのは寂しいの一言です。
寒さは日を追う毎に増していて、ようやく本格的な冬が到来した感じです。
来年を待ち侘びる人、今年の終わりを惜しむ人、それぞれだと思いますが、ゆったりと年を越しましょう。
(^o^)
久々のブログ更新です。
最近は仕事に忙しく、更新する時間が取れないでいます。
大好きな撮り鉄も控え気味ですが、なんとか続けて行きたいと思っています。
今回はひめじ手柄山遊園地に残るモノレールの話題をお送りします。
姫路にはかつてモノレールが走っていました。
姫路~手柄山 駅間1.8Kmを結ぶ短い路線でしたが、当時はモノレール自体が珍しく、しかも地方都市では画期的な事でした。
1966年に開業して当初は地元の利用客で賑わっていましたが、業績不振で8年後の1974年に運転を休止、その後永らくは施設も残されていました。
因みに私も運転休止直前にモノレールが走る姿を新幹線の車窓から眺めました。
もう随分昔の話で恐縮です。
今世紀に入ってからは市内で再開発が始まり、橋桁の撤去や旧駅舎の解体が進んだ結果、姫路市内からモノレールの痕跡が消えました。
しかし当時使われていた車両は手柄山遊園内の旧手柄駅 駅舎内で保管され、埃を被った状態で眠っていましたが、一般公開に向けた取り組みが始まり、2011年から一般公開されています。
先ずは旧手柄山駅内部です。
当時のまま復元されていて、今も現役の駅かと思ってしまいます。
車両の側面には木製の姫路市紋章が残されていました。
駅名表示板や広告もそのまま残されていて、昭和感が漂っています。
ホームに置かれている車両は車内に入る事も出来ます。
車内はクロスシートが並びますが、シートがフカフカで、乗り心地良さそうです。
最前列は2人がけシートが置かれて、全面を眺める事が出来ます。
当時は子供に人気の席だったと思われます。
4人がけクロスシートです。
窓は大きく、固定窓となっていますが、恐らく眺望を意識しての取り組みだったのでしょう。
運転室は半室構造となっていて、狭そうです。
運転台は素っ気ない簡素な作りです。
当時の登場した私鉄に多く見られる、車掌室の出入り自由な作りはここでも見られました。
屋外に出ると、旧駅舎はお城みたいになっています。
裏口にはモノレールの構造を解説した台車と橋脚の一部が置かれています。
モノレールの構造がひと目で分かる様になっています。
表玄関は遊園地らしくお城の建物で賑わっていて、水族館も併設されています。
水族館と旧駅舎を繋ぐ連絡通路ですが、
下側を見ると、モノレールの橋脚を利用しています。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
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