5月のど真ん中に入り、爽やかな天候が続いています。
春らしい爽やかな青空が広がり、朝晩も過ごしやすいです。
本当にこれからもずっと安定した天候が続いて欲しいですね。
≧(´▽`)≦
今回はJR西日本 京都線 高槻~島本 間にある撮影地で明治の遺構に注目しました。
撮影日は2017年5月7日です。
ここは撮影地としても最適な場所で、私も時々鉄道写真を撮りに行きます。
相変わらず列車が引っ切り無しにやって来ます。
287系くろしお編成
287系こうのとり編成
683系サンダーバード編成
が続きますが、223系及び225系も頻繁に通過します。
近くには新幹線や阪急電車も通っており、撮影地として最高です。
しかし今回の注目は列車では有りません。
線路の下を通るトンネルです。
周辺は区画整理で道路も整備されました。
名神高速道路 高槻インターチェンジ建設で線路を跨ぐ大きな道路橋が出来ました。
時代と共に変わるものもあれば、100年以上変わらないものも有ります。
線路の下に作られたレンガのトンネルです。
東海道線敷設の時に作られたトンネルで、南北に分断された地域を繋ぐ為に作られました。
周辺に何箇所も作られて道路や水路に使われ、今も現役です。
恐らく明治初期頃に作られていると思われ、140年は経っているでしょう。
トンネルは完全にレンガで覆われています。
殆ど改修工事が行われた様子がないものの、今もしっかりレンガが残っています。
奥にはコンクリート製のトンネルが続いていますが、東海道本線複々線工事で拡幅された部分かと思われます。
線路下に作られたレンガのトンネルは周辺に幾つか有りますが、珍しい形をしたトンネルも作られました。
先程のトンネルと違って、レンガの模様が違います。
トンネル入口には説明碑が立っていました。
珍しさは説明文にある様にレンガ積みが「ねじりまんぽ」で、全国で30箇所しかない場所の一つだそうです。
トンネルのレンガを見ると、下の部分は平行に積まれているのに対して上部は斜めに積まれています。
結構高度な技術だと思いますが、当時のレンガ積み職人さんが丁寧に作ってくれたお陰で、140年以上経った今もしっかりと残っています。
140年以上前に出来た小さなトンネルですが、こんな所にも日本のモノ作り精神が宿っているのだと思い感動しました。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
(^O^)/