今年も最後ですね。閉鎖前の交通科学博物館に行って来ましたPart3。 | ネットウォーカー鉄道クラブ

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今日で2013年が終わります。


大晦日、最後の鉄道ブログです。


多数の方々がブログを閲覧されて、感謝、感謝の一言です。


来年も頑張ってブログを更新し続けて参りますので、宜しくお願いします。


本当に有難うございました。


        (*^▽^*)


今日は閉鎖前の交通科学博物館 Part3として12月15日まで行われた「曝涼展」の展示物を紹介します。


「曝涼」と言う聞き慣れない言葉で、一体どういう意味なのか調べてみました。


夏、または秋の天気のよい乾燥した日を選んで衣類・書籍などを日にさらし風を通して、かびや虫のわくのを防ぐこと。


虫干しと言う意味だそうで、非公開の収蔵品を蔵出し公開する所から名付けられたと思います


非常に古い表現です。



さて、展示品を見てみましょう。


鉄道施設に取り付けられているレールや信号機、犬釘、ランプと言った珍しい備品類が展示されています。






山陰本線余部鉄橋に取り付けられていた製造銘板です。


1910年アメリカ製です。



関西本線生野保線区の旗と北陸本線今庄機関区の旗です。


国鉄時代は部署毎に旗を作っていた様です。



これは携帯電話です。


アナログ式の携帯電話で、今の携帯電話とは全く違います。


当時から携帯電話が有ったのですね。



車両製造銘板です。


電車に取り付けられていた表示板です。


電車の扉開閉スイッチと電球です。


研修用の踏み切りやポイント切り替え器、信号機で、実物より小型です。



車庫に置かれていた大型時計です。



SL道具箱と書かれています。


SLの整備道具を入れる保管箱です。


隣には電車や電気機関車のマスコンが置かれていました。



空気ばね台車のに使う空気ばねの仕組みをカットモデルで説明しています。



廃止された神戸の鷹取工場の表示板です。


昔の特急愛称サボです。


EF64 1号機のボディ外板で、左隣は0系新幹線の転落防止板です。


旧型電車に取り付けられていた行先サボです。



ソ 80形と呼ばれる操重車の一部です。


車両に大きなクレーンが備え付けられ、事故復旧等に活躍しました。



0系新幹線の行先表示器です。


EF13 直流電気機関車のナンバープレートとDD51ナンバー切り抜きです。


鉄道連絡船で使われたドラです。


出港前の合図で使われました。



鉄道公安官のヘルメット、警棒、手帳、手錠一式です。


途中下車印と軌道短絡器と呼ばれる道具です。


右側が鉄道公安官の制服で、左側は鉄道連絡船の制服です。


鉄道連絡船の制服は船の制服様式に則って、腕章で階級を表現しています。




当時の保線作業員制服です。



時刻表ダイヤグラムです。


ダイヤグラム作成機械です。


コンピューターで作成されていました。



タブレット列車交換で使うタブレットと道具一式です。


単線のローカル線で長く使用されました。




駅に置かれていたゼンマイ式時計と電話交換器です。


どちらも非常にアナログ感が有ります。



列車の発車時刻案内表示です。



初期のマルス端末装置です。


マルスの導入で全国規模でコンピューターオンラインによる座席指定券や特急券及び乗車券の販売が可能となりました。



切符印刷機です。


昔は駅に印刷機を置いて、発券しました。



珍しい字幕式行先表示板です。


駅の柱に取り付けられていた駅名表示板です。


ローカル線の駅に行くと必ず柱に有りました。



硬券切符印字組板です。


印刷機に印字板を取り付ける事で硬券を発券していました。




駅名が変更になった旧駅名表示板。


昭和32年東海道・山陽本線の時刻表です。



戦前の特急愛称募集と募集結果の告知です。


これは非常に貴重です。



昭和30年代大阪駅界隈の航空写真です。


今と違って駅ビルも有りません。



設計土木図書類です。



戦前の利用者向け案内パンフレットです。




大阪市電案内図です。


当時の路面電車車内に取り付けられていました。



駅弁の表紙です。


今思うとユニークなデザインです。



ブリキ製鉄道模型です。


当時は子供向けではなく、大人でも贅沢な趣味でした。



それでは良いお年をお迎え下さい。


2013年バイバイ。


          (^O^)/