11月も半分過ぎようとしています。
空が益々寒々しくなり、冬の到来を感じる季節となりました。
暑かった夏が今思うと恋しいですね。
(´∀`)
今日は11月9日に行われたJR西日本吹田総合車両所の一般公開をお伝えします。
既に多くの方々がブログで発表しているので新鮮味は薄れていると思うのですが、私の視点からイベントの様子を発表します。
先ず吹田総合車両所で目に入る車両と言えば流電ことモハ52です。
新快速の元祖として有名です。
左側の写真に写っている車両が保存されています。
晩年はスカ色に塗り替えられて飯田線で余生を送りました。
実は同じ型の車両がもう一両現存し、JR東海のリニア・鉄道館で展示されています。
右側の写真がリニア・鉄道館で展示されているモハ52です。
違いを比べて下さい。
吹田総合車両所で展示されているモハ52の車内も一般公開されました。
今回は老朽化によって、椅子に座る事が許されませんでした。
運転室付近の車内です。
片運転室だったので、乗客は前方の展望が楽しめた事でしょう。
窓は幅が狭いですが、当時は大型窓を作る技術が無かったので、狭窓スタイルが主流だった3等客車の流れを組んだレイアウトです。
リニア・鉄道館で展示されている車両は比較すると、側面窓が大型化されています。
この時に広幅窓に変更され、後の急行型電車に影響を与えたと思われます。
各アングルから撮影したサイドビューです。
当時は流線型が流行っていたそうです。
台車はカバーで一部覆われています。
車体後部です。
製造元の川崎車両は今の川崎重工兵庫工場です。
昭和11年製造になっています。
また、鉄道省は国鉄の前身です。
一般公開開催の当日は簡素なオープニングセレモニーから始まりました。
今回はリニューアル中の221系に関する展示が目立ちました。
電車のビフォー・アフターを説明しています。
塗装を剥離しました。
本塗装前の下地施行状態です。
黄色の塗装は錆止めだと思われます。
車内は完全に骨組み状態です。
綺麗なリニューアル・アフターの姿です。
車内も一般公開されました。
乗降扉に表示板が取り付けられ、225系に近い姿となりました。
221系は全車両がリニューアル化され、今後も関西地区の主力として活躍し続ける様です。
吹田総合車両所にはゴジラの人形も展示されていました。
説明書きによると、社員の持っている板金技術と溶接技術を駆使して作ったそうです。
敷地内は何時もと違って、子供達の遊び場と化していました。
来場者の多くは子供連れの家族ばかりでした。
子供達には忘れられない思い出となりそうです。
ドクターイエローを模した乗り物も大活躍でした。
子供達が楽しそうです。
吹田総合車両所は車両の修繕や検査を行う設備が整っており、車両を工場内で移動させるトラバーサーと言う大型のリフトが有ります。
鉄道各社にあるトラバーサーですが、ここにも有りました。
トラバーサー入口です。
大きいですね。
トラバーサーの内部です。
大きな車両を入れるだけに、奥に広いです。
トラバーサーの実演では、車両が乗せられて移動する姿を見る事が出来ました。
敷地内には部品が整頓されて置かれていました。
連結器です。
奥には廃車となった車両の解体場となっていました。
隙間からは583系と今年3月に引退した183系が残っていました。
次は車両のクレーン移動実演です。
手前には車体を載せる仮台車が置かれています。
この仮台車の車輪はスポークとなっており、相当古そうです。
興味深いので、撮影しました。
過去にどのような車両に使われてきたのでしょうか?
仮台車にも車両の種類によって違う様です。
車種の中には既に廃車となった165系と183系も載っています。
さてクレーンの実演が始まりました。
社員が慎重にクレーンを操作しています。
車両が宙吊りの状態となっています。
大勢の人達が様子を見守っていました。
最後に、階段に書かれた標語です。
KY活動って何?
明日も残りの続きをお伝えします。
それではバイバイ。
(^O^)/