4月25日に新大阪駅へ行きました。
近年はオフィスビルが立ち並び、駅周辺はオフィス街へと変貌しました。
新大阪駅に特急トワイライトエクスプレス号が停車していました。
特急くろしお号も折り返しで停車しています。
新大阪駅には隣接する宮原総合運転所があり、221系やJR宝塚線用の223系や225系が待機しています。
運用を失った113系が留置されていますが、広島地区への転属を控えているのでしょう。

車庫の横を新幹線が通り過ぎて行きます。
宮原総合運転所の奥にはターンテーブルもひっそりと有ります。

宮原総合運転所には221系、223系、225系以外にジョイフルトレインである「サロンカーなにわ」と「あすか」が配置されており、出番を待っています。
しかし、最近は時代の移り変わりと共に、お呼びが掛からない事が多く、車庫で眠っている事が多くなりました。
非常に寂しいです。(ノ_・。)

ただ、宮原総合運転所には変り種客車も配置されています。
形式名称はオヤ31であり、見た目は典型的な旧型客車ですが、見た事も無いような特異な風貌をしており、みんなからオイラン車と呼ばれています。
オイラン車は限界測定用事業用車であり、新線が開業する前に鉄道車両が周辺の建築物に触れないかどうかを測定する時に使用します。
客車の横に取り付けられた羽を広げ、周囲の建築物が羽に触れないかどうかを見るのですが、羽を広げた姿が花魁(おいらん)の姿に似ている所からオイラン車と呼ばれるのです。
同形式の車両は名古屋のリニア・鉄道館で保存展示されていますが、こちらは現役です。
普段は「あすか」客車に連結されて留置されており、姿に変化は有りません。
客車の稼動が少ないので、留置されている姿に変化が無いのです。

次は「トワイライトエクスプレス」客車の入れ換えについて報告したいと思います。