参照記事

リアル「最後に書店の減少についてまとめたいと思います。高垣さん、理由をまとめたものを」


高垣楓「わかりました。こちらの3つの理由でしたね」


①ネット通販の普及
②電子書籍の普及
③少子化による読書の減少


イオリス「詳細は過去の記事を読んでいただくとして、書店の対策例もやっていこう。…まあ、焼け石に水と言われそうだが」


五十嵐響子「今は書店単独ではなく、イオンモールとかの大型商業施設のテナントを借りている例も多いですね」


東方ユウキ「あとは建物としては単独でもCDショップや文房具、雑貨など多角的に販売するコーナーもある書店もあります」


リアル「レンタルショップでもそうですが、単独では成立しない時代なんですよ」


如月未緒(1999)「厳しい時代なんですね…」


虹野沙希(1999)「こんなになってるなんて…。書店の人達も大変ですね」 


皐月優(2014)「…特に地方だと、中心部に書店コーナーを集積させないと難しいでしょうね。公共的な事業みたいに」


藤崎詩織(1999)「売り場を小さくして品揃えを減らすと通信販売で十分になっちゃうわね」


リアル「あとは電子書籍の存在も大きいですね。マンガなんかはそれでいけるくらいです」


鷺沢文香「さっと読むタイプである書籍はそれで十分ですね


麻生華澄(1999)「…そう言えば、参照記事で高校2年生の35%が読書0冊と言うことですが、由々しき問題だと思います


ユウキ「国語教師としては見逃せません」


イオリス「受験勉強が忙しくて読書する暇が無いとかですかね?読書らしい読書は英語や国語の問題集の文章だけ、とか」


純希「後はマンガくらい?♪」


リアル「イオリスの中高の読書って、そんな感じだったな。読む本は参考書や問題集、時々図鑑。小説は大半がラノベ」

未緒(1999)「…もう少し、小説を読んでもらいたいですね…」


イオリス「んー、その頃の国語は受験で手っ取り早く成績を上げることしか考えていませんでしたからね」


楓「イオリス先生の場合、中学2年生からこっちの世界でしたから、受験のことを考えるとしょうがないのかも知れませんね」


リアル「…いえ、イオリスは元々小説みたいなのは読まないタイプでした。学習スタイルは基本的に変わっていません」

楓「そうなんですか?」


イオリス「小説なんて読むくらいなら、参考書とか読んだり問題解いていた方が良いと考えていました」


響子「…それも凄いですね。そんな難しい本って簡単に理解できたんですか?」


イオリス「もちろん難しい専門書や参考書は難しいよ。ただ、天竜人と言うことで好きに学べたのは大きかった」


リアル「言い方を変えれば、矯正されることも無かったんだな」


イオリス「まぁな」


詩織(1999)「こっちの世界に来てからの読書感想文とか苦労されましたでしょう


イオリス「正直言って、何していいかわかりませんでした。中2の時は『ほとんどが粗筋だった』と言われていました」


優(2014)「…読書感想文について真面目に取り組んだのですか?」


イオリス「あまりキチンとやりませんでしたね。そっちは捨てて考査や入試で点取れば良いや、という感じでした」


優(2014)「…それは良くありませんね」


リアル「すいませんが、イオリスの国語の勉強についてはここまでにします。きりがないので」


文香「本題の、『本を1冊も読まない高校2年生が35 %』と言う事ですね。理由としては、やはりスマホの影響も大きいのでしょうか?」


リアル「もちろんそうでしょう。辞書にもゲーム機にもTVみたいにもなりますし」

純希「要は万能ってことだね♪」


リアル「そうだな。…読書させるにも難しい時代になってきたんだよ」

イオリス「結局、読書させたかったらデジタル機器から遠ざけることも必要ではないのかな?デジタル教科書ってそんなに必要?」


華澄(1999)「…私達の頃はありませんでしたから、必要無いと言えば無いですね


ユウキ「子供達には早いかなあ、と思います。考えて使用できるようになってからの方が良いですね」


詩織(1999)「…濫りに使わせるから依存症みたいになってしまうのでしょうね」


文香「スマホ依存症のことを言い当てるなんて凄いですね、藤崎さん


詩織(1999)「え、そう言う言葉があるんですか⁉」


優(2014)「さすがは詩織さんです。着眼点が素晴らしい」


リアル「と言うところで、書店編は終わりですね」