参照記事

リアル「では、書店の減少に繋がる最後の理由です。麻生(華澄)さんに質問があります。よろしいでしょうか?」


麻生華澄(1999)「はい、ご質問お願いします


リアル「では質問です。人間が一生のうちで一番本を読む時期はいつだと思いますか?」

華澄(1999)「…たいていの人は学生時代が一番読書をするのではないかと思います


リアル「私もそう思います。参考書も含め、購入するのは学生時代です」

東方ユウキ「教科書や副教材の購入もあります」


イオリス「読書感想文とかみたいに本を買わせる宿題もあるくらいだ」


五十嵐響子「大変でしたよ


高垣楓「学生時代って、結構本を使いますね」


如月未緒(1999)「…大学でも指定のテキストを購入することも多いですからね」


鷺沢文香「専門書は特に高いので、なかなか負担です


リアル「そして社会人以降は読書量が一気に減っていくのですよ」


藤崎詩織(1999)「社会人は多忙ですものね」


皐月優(2014)「父が(きらめき市の)市議会議員ですが、読むのは仕事関係の本や資料ばかりです」


詩織(1999)「優ちゃんのお父さんのお家の書斎を見たけど、凄い量だったわ」


純希「政治家って、そんなに本を読むものなの?♪」


リアル「政治家は担当関連の法令や行政例を覚えるためにも勉強は必要だよ。だから書籍代もあるんだ。(…明らかに貰いすぎの政治屋もいるけどね)」


イオリス「…(三男に地盤を譲った老害だな…)」


優(2014)「ご説明ありがとうございます」


虹野沙希(1999)「政治家さんも大変なんですね。引退してお年寄りになってから本とか読むのはどうですかね?」 


リアル「それに関しては厳しいと思います。というのも、先日スーパーのフードコートで買ったものを食べていた時の事ですがね…」


響子「どうしたんですか?


リアル「隣に男性の老人が座っていたのですよ。ずーっと動きもせず。私が食べ終わってもずっと。確実に10分以上はそんな状態でしたね」

純希「その爺さん、ホントに生きていたの?♪」


リアル「瞬きはしているし、警察も呼ばれなかったから、多分あの時点では生きていたと思う


イオリス「…その爺さん、認知症じゃないのか?」


リアル「それはわからん。誰かを待っていたようにも見えずに、ボーっと座っていた」


沙希(1999)「それは心配ですね…」 


リアル「…私が言いたいのは、こう言う老人って本を読むのは難しいと思うんですよ」

楓「確かに、本を読まなくても時間は過ぎていきそうですしね」


鷺沢文香「…お年寄りになっていきますと、本を読むエネルギーも低下するでしょうね


リアル「結論として、人生の中では全体的に学生時代が一番読書するというのは納得いただけたでしょうか?」

 

ユウキ「その通りですね。そして、少子化も進んでいますし」


日本の出生数 ( )内は1978年を100とした時の割合

1978年   170万8643人(100)

1993年   118万8282人(69.5)

2008年   109万1156人(63.9)

2023年      75万8631人(44.4)



未緒(1999)「…2023年には1978年の半分未満の出生数になるんですか?」


華澄(1999)「…それって生徒の数も半分以下になっていくということですよ!


優(2014)「出生数の減少は1980年代と2015年以降が大きいですね」


響子「しかも社会情勢からすればまだまだ減りそうなんですよ


純希「人工子宮やクローン人間を生産していかないとダメかもね♪」


詩織(1999)「それはちょっと違うような…」

 

ユウキ「そうですよ曽根(純希)さん、無理やり増やしても社会的に不安になるだけです」

 

 リアル「少なくとも言えるのは、少子化の進行で更に書籍文化が衰退する危機が迫っていることです。次回でまとめましょう」