参照記事


リアル「最後は、中学校の武道必修化についてです」


向井アンナ「ここまでの話だと、必修にする必要性は感じられないわね」


リアル「と、思いますでしょう。ところが、私は小中学校なら3つの条件付きで必修化賛成なのですよ」

アンナ「…それは意外ね、どうしたの?」


リアル「私は基本、小中学生のうちは色々な内容の学習を経験させておくべきと言う考えがあるからです」

園田海未「その方が子供の可能性を探れますからね」


イオリス「3つのうち1つは普通の体育着による授業にすることだったな」


リアル「そう。やはりあくまでも体育の授業の一つと言う考え方が必要だ。もちろん、水泳やスキーのように基本的に体育着ではできない種目は別とする」

鬼川ナツ「…水泳を体育着でやったら溺れるもんね」


弓長ハル「ナツは水着でも泳げないもんね」

※鬼川ナツが水泳が苦手なのは公式設定です

ナツ「…う、うるさい」

中野有香「…鬼川さん、気にしないで。誰にだって苦手なものはありますよ」


イオリス「そうだぞ鬼川さん。私はボールを投げたり身体で直接弾いたりするのが苦手でな」

ナツ「天竜(イオリス)先生にもそんな事があるんだね」

鷹富士茄子「…世の中色々な人がいますね。これが多様性なんですね」 


リアル「…仰る通りです。2つめは何だと思いますか?響さん」

響レン「…やっぱり、キチンと鍛錬してきた先生に学べることかな


リアル「そうなのです。1つ目と矛盾しているようですが、指導者はキチンと専門の方を特別講師にするなりしていくべきだと思います」

茄子「…専門家に拘る理由はなんですか?」


リアル「答えを言えば、武道は相手を攻撃したり相手から身を守るための手段ですから。他の競技より責任は重大です」

海未「全く仰る通りです」

リアル「あとは私の高校での実経験からです。高校では何回か柔道の授業がありました。個人情報なので詳しくは申せませんが、その時の体育の先生はある球技の専門家なんです」

ハル「武道は専門外ってことなんですね」


リアル「そこで、その時の先生に言われた一言が『(柔道は)やりたくないけど、やらなくちゃいけないから、やる』でした」

有香「…そ、そんなこと言われちゃったんですか⁉」


ナツ「…最低な先生だね」

レン「今の御時世、こんな発言が漏れたら大問題だよ」

海未「教育者にあるまじき態度です」


アンナ「あら、専門外の先生なら、こんなもんよ」

レン「学校教育に過剰な期待をしちゃいけないという良い例だね」

イオリス「ハッキリ言って、時間のムダだよな。どうせ県の教育委員会の方針だろ」


リアル「その通りだよ。ただでさえ嫌いな体育が余計に嫌いになったな。この時のためだけにお下がりとは言え、道着を準備するのも面倒だったし」

ナツ「…教育を決める連中が本質をわかっていないのは大きいね」


リアル「今思えば、その先生も気の毒ですよ。本当はやりたくもないジャンルを上からの命令でやることになって」


有香「化学が専門のイオリス先生が物理や生物を教えるようなものですね」


イオリス「いや、理科は各科目そこまでかけ離れてないぞ…。高校レベルの内容程度ならなおさら」

リアル「高校なら地歴の方が離れているよな。3つ目の条件は、あくまでも授業の一環と言うことで受け身とか日常生活に役立つものを教えていくということです」

茄子「ここまでの内容をまとめると、専門家の指導者に、一般の体育の授業として行って欲しいと言うことでしょうか?」

リアル「そうですね。やはり、必修にするなら小中学生に対して、日常生活の延長上で考えて欲しいです。では、箇条書きにして終わりにしましょう」

※小中学校でやるべき武道の条件
①他の体育の授業と同じく、体育着で授業すること
②日常生活に役立つものを優先させること
③専門家を指導者にすること