リアル「…では、今度はなぜ丸坊主が強制されたかについての簡単な考察です」
 

小泉「最初は機能的な面が大きかったのでしょうね。帽子やヘルメットにキチンとハマるとか、髪の手入れが楽だとか


神谷奈緒「長髪は髪の手入れとか大変だよ。雨の日なんか特に


川島瑞樹「わかるわ。あなたの場合は凄いものね」


 
小日向美穂「…本当に爆発しますからね」
 
及川雫「前に見ましたが、モップみたいでしたから」

奈緒「一番酷い時はな


 
大場ミサト「…今度、知り合いの腕利きの美容師を紹介しましょうか?」

奈緒「ありがとうございます

イオリス「…じゃあ、丸坊主の話を続けましょう。ナンミョウホーレンソウw


園田海未「南無妙法蓮華経です!日蓮上人に叱られますよ


リアル「…本格的に進めましょう。丸坊主は髪の手入れの問題もありますが、もう1つは旧時代的な一体感の問題でしょう」


相葉夕美「みんなで同じ格好をしよう、ってことですよね。…それならユニフォームが同じデザインなのになぁ」


海未「制服と同じ発想ですね


雫「一体感は確かに大事ですけど、そこまで強制するのは違うような…」


ミサト「…髪はその人の身体の一部なんだから、強制は良くないよ」


小泉「なお、他人の髪を強制的に切ることは傷害罪に当たります


イオリス「…毛髪に対する尊重は重要だ


リアル「…服装みたいに場所に合わせてやるのも難しいよ。髪は急に伸びないし」


瑞樹「髪と服装は切り離して考えるのも大事なことですね」


リアル「…ただ、私は丸刈りを強制する高校野球部があっても良いと思います」


イオリス「…人権無視の高校を許すというのか?『禿(ハゲ)村学園』にでも改名すれば良い

リアル「…高校の個性の範囲内ならな。特定の高校の特定の部の部員のみ丸刈り強制なら許される。嫌ならその高校のその部を避ければ良いのだ」

瑞樹「部活動の頭髪に関しては理不尽に感じている生徒さんも多いですよ」


雫「…髪型については中学校時代から文句を言っている同級生を何人か見てきました」

美穂「…そんなに厳しくしないといけないのかな?」
 
小泉「ルールを課すなら、学校の出願前にルールを調べられるようにしないといけませんね。校則も部則も

リアル「…その通りです。教育の場なら規則の公開は必須です」

夕美「…そう言う所はフェアにしないと教育機関としてはダメですね」

リアル「その上で、『髪型自由』も『丸坊主強制』も『肩にかからない程度の染めない髪はOK』も『肩にかかる以上の黒髪長髪のみOK』も部活動の規則としてはOKにする。これぞ学校の多様性」

ミサト「…これなら確かにその部ごとのカラーが出ますね」

イオリス「みんなが手入れの行き届いた黒髪長髪の男子野球部か…。見てみたいなあ…。ソフトバンクの柳田悠岐選手みたいに

奈緒「…(凄まじい光景だな)

美穂「…(何もそこまで…)」

雫「…何か宗教の集団みたいですね」

小泉「長髪集団VS丸坊主集団…。なかなかシュールな光景ですね」

リアル「部活動ならそれもアリでしょう。次は許されざる強制編です」