参照記事



リアル「今回も雪夜叉伝説殺人事件についてです。が、その前に8/9が長崎に原爆が落ちた日であることも忘れてはいけません」

三船美優「広島のことはもちろん、長崎のことも忘れてはいけませんね


藤原肇「長崎原爆記念日の黙祷も忘れないようにしないと」

黙祷

黙祷後

リアル「さて、今回は量刑についてです」

肇「量刑なら詳しい情報が必要になりますね」
 

渋谷凛「4人か…。4人も殺害すれば普通は死刑だね」

高垣楓「四刑!」 (左手を四の字で挙げながら)


イオリス「お約束のネタですね」

純希「役満にもあるからね、四暗刻♪」

五十嵐響子「なんで麻雀?」


リアル「そう、皆さんの仰る通り、普通なら死刑でしょう。…ところが…金田一少年の事件簿では無期懲役なんですよ、綾辻真理奈さん」

肇「情状酌量の余地があったんですね」

イオリス「実は綾辻真理奈が上級国民の子息だったからと言うオチじゃないんだな」

リアル「それはむしろ『ONE PIECE』の世界の話じゃないか。…事故にあった綾辻真理奈(当時はクゼマリナ)は、事故の中、本人は軽症で立ち上がります」

美優「綾辻真理奈(以下、真理奈)さんの目に広がったのは凄惨な光景でしたね


リアル「そんな中、真理奈は母親を見つけ出すものの、母は身体を機体に挟まれていつ押しつぶされてもおかしくない状況でした」

響子「10歳の女の子一人じゃどうしようもないですよね」

リアル「そうですね。途方に暮れながらも母のそばにいたところ、真理奈の目に見知らぬ4人組の姿が目に留まりました。見た限りは乗客ではないようです」

純希「警察に通報したのかな、真理奈さん♪」

凛「通報できる状況じゃないでしょ」

楓「助けに来てくれた人達に違いないと思ったみたいね 

リアル「しかし、彼らは真理奈の考えとは異なる思惑で来ていました。最初は偶然居合わせた事故の映像を高く売り付ける目的で現場にやってきました」

肇「そこで、4人組の1人の加納りえが有名画家の氷室一聖の遺体を発見しました」

イオリス「加納はかつて、北海道の地方アナで、有名画家の氷室一聖にインタビューしたことがあったため、顔を覚えていたんだったな」

リアル「そこに、4人組のリーダー格と考えられる比留田雅志の提案で、人間嫌いで人前に滅多に姿を見せない氷室一聖のニセモノを仕立てて資産を根こそぎ奪う計画を実行しようとするのです」

凛「酷い計画を立てたもんだね」

リアル「その計画の遂行中に救助を求めた真理奈を4人組は無視し、追い払いました。明石道夫が怒鳴りつける形に」

美優「真理奈さんは助けてくれると思っていた人達に冷たく追い払われたのね。かわいそう…

純希「この4人組は見事な人間のクズですね♪」

リアル「結局、真理奈は一人で母親を救助しようと崩れ始めた機体を必死に支えましたが、子供一人では…」

響子「支えきれずに2人とも潰されちゃいますね」

リアル「結局、そう考えた母親は真理奈を生かすために彼女を突き飛ばし、母親は直後に機体に潰されて死亡しました」

楓「母親の最後の愛だったのですね

肇「これを真理奈さんがシッカリ受け止めていれれば良かったのでしょうけど…」 

イオリス「流石に10歳じゃ厳しかったかな」

純希「しかも4人組は自分達の計画を完成させ、氷室一聖の資産の横取りを成功してしまう皮肉ぶり♪」

リアル「その氷室一聖のニセモノがメイク係の水沼貴雄だね。なお、本物の氷室の遺体は人気の無いところに埋めて処分したとのこと」

イオリス「それが、この事件の背景か…。確かに被害者共はクズではあるが、綾辻真理奈に情状酌量の余地があるとして無期懲役に減刑するのは無理があるな」

美優「そんな!減刑できないんですか?

イオリス「無理ですよ。だって、そもそも4人組に事故のケガ人を救出する義務はありませんし」

響子「あれ、救護義務ってあったんじゃ…?」

イオリス「それは交通事故を起こした時に、原因となったにも関わらず救護しなかった場合だけだよ。あの4人組はたまたま居合わせただけだから、救護義務なんてないのさ」

リアル「あの4人組がやったこと自体は犯罪だけど、綾辻真理奈とは関係の無い話だからね」

肇「情状酌量になるとしたら、犯人が氷室一聖の親族とかだった場合になりますね」 

楓「親族のご遺体を遺棄されてしまった上に、財産を知らない人達に乗っ取られたんですものね

イオリス「法的には、綾辻真理奈は単に理不尽な理由で4人を殺害したことになる。それなら死刑は免れないだろう」

純希「救護義務が無いなら、そうなっちゃうよね♪」

凛「救われない話だね」

イオリス「変に刑罰に触れたのが良くなかったな」

リアル「では、雪夜叉伝説殺人事件は続きます」