高坂穂乃果「海未ちゃん、お誕生日おめでとう〜」 


海未以外「おめでとー!」

 

海未「皆さん、ありがとうございます。こんな盛大に。しかも今年は新たな人まで」


鷹富士茄子「皆さん、初めまして。鷹富士茄子と言います。東條さんは神田明神の初詣以来ですね」 


東條希「あの時は、本当にイオリス先生がお騒がせいたしました」


南ことり(パリからオンライン)「イオリス先生、また騒ぎを起こしたんですか?」


イオリス「またとは何だ!珍しく、だろ」


 星空凛「お騒がせしたことは認めるんだね」

イオリス「しょうがあるまい、夢がそういう内容なんだから」

 小泉花陽「…そ、それより今日は海未ちゃんのお誕生日なんだからお祝いの方を先にしませんか?」


にこ「そうよ、海未のお祝いの料理が冷めたら台無しだわ」


真姫「にこちゃん、凄く食べたさそうにしているわね」 


にこ「う、うるさいわね」


イオリス「まあ、食べながらでも話はできるからな。食べるとしよう」


そして、食事を始める一同



花陽「ことりちゃんだけ、パリなんだよね」


ことり(パリ)「本当は直接海未ちゃんに会いたかったけど、コロナの影響で…」


凛「後はロシアとウクライナの影響もあるよね…」


真姫「ちょっと、凛」


絵里「…」 


凛「あ、ゴメン、絵里ちゃん…」


絵里「…ううん、いいの…」


イオリス「絵里が気にするようなことじゃない。ロシアのクオーターと言うだけで日本人と変わらないのだから」

 

希「そうやで、絵里ちはあらゆる面から見て日本人や」


絵里「二人とも…ありがとう」


穂乃果「ロシアのお婆ちゃんが心配なんだもんね。よーし、みんなでロシアの勝利を祈ろう!」


真姫「ちょ、穂乃果」


にこ「アンタ、ロシアを応援しちゃダメじゃないのよ!」


海未「今の状況をわかっているのですか!?」


穂乃果「…えっ、だってロシアが勝たないと絵里ちゃんのお婆ちゃんが…」


絵里「穂乃果、気持ちは嬉しいわ。…でも、今回はロシアが一方的に攻め込んでいるだけだから、ロシアの一般市民は直接の命の危険は無いわ。プーチン大統領に逆らわない限り。だから心配は要らないの」


穂乃果「そうなんだ…」


イオリス「そうだぞ、穂乃果。それよりはお前と絵里が正月に会ったロンパリ電球娘を登場させて、みんなで、笑い飛ばした方が…」


穂乃果「ロンパリ電球娘?誰のこと?」


茄子「…もしかして、アミちゃんのことですか?」 


イオリス「確かそんな名前だったな、あの電球娘。アイツをみんなの前に出したらさぞや笑えるだろうな」


茄子「…あの、それは先生の運気を下げますから止めておいた方が良いですよ…」 


イオリス「そうなの!?…じゃあ、止めるか…」


こうして宴は再開し…。終了直前まで進む


イオリス「さてと、宴もたけなわだが、ここで連絡しておきたいことがある」


花陽「どうしたんですか、一体?」

 

イオリス「実は私、今月を持って音ノ木坂学院高校を退勤することになった」

 

 凛「…それって、来月からは音ノ木坂学院にいないってこと」

 

イオリス「そう、来月からは別の高校の教員として勤務することになった。虹ヶ咲学園だ」


絵里「…に、虹ヶ咲学園って、あの色々な科があるマンモス校の虹ヶ咲学園ですか?」


イオリス「そう、絵里の言った通りの学校だ。場所もお台場だからいつでも会える距離だ」


海未「確かに神田からお台場なら近いですね」


ことり(パリ)「それにしても、虹ヶ咲学園もよくイオリス先生を採用する気になりましたね…」


イオリス「μ'sでの活躍をいたく気に入ったらしい。君達のおかげだよ」


真姫「なんだ、会える距離なんだ…」


イオリス「そうだよ、真姫ちゃんとの遠距離恋愛なんて無いんだよ」

真姫「…なっ、恋愛自体がありません!」


イオリス「まあ、今度の離任式で私も音ノ木坂学院を卒業だな。タイムカプセルを開ける日までお別れだ…」

μ'sはそれぞれタイムカプセルのことを思い起こした



リアル「以上が、イオリスの見た夢の真相です。タイムカプセルについては、いずれSSのリンク先を」