参照記事
小泉「今回の相手はオーストラリア人のローレル・ハバードさんですね。ウエイトリフティング世界選手権2017(女子90kg超級)銀メダルと、パシフィックゲームズ2019(女子87kg超級)金メダルを獲得しています」
安部菜々「これ、どうやって女の人に勝てって言うんですか?」
菜々「むむむ、無理ですよー。…ウ、ウサミンパワーはこんなことのためにあるんじゃありません」
リアル「あと、こんな考え方もあります」
『相棒20』第9話の「生まれ変わった男」を見て
タカシ「3年間無戸籍だったのも驚きですよ」
小泉「肉体的にも頭脳的にも差が付くね。脳の能力は18歳がピークだからね」
イオリス「なら、中学卒業までは神童でも、そこからは伸び悩む感じかな」
小泉「学習に関してはそうなりますね」
タカシ「高校からは地獄ですね…」
純希「そう言えば一つ気になったんだけど、トランスジェンダーって身体は男だけど心は女な人で、その人が女子競技に出場できるわけじゃないですか♪」
リアル「そう、それが問題になっている」
純希「精神的な性を優先しているから、そうなるんでしょ?♪」
イオリス「そう言うことだな」
純希「それなら高2の俺も、精神年齢10歳なら小学校3・4年生の部に出場できちゃうね♪」
イオリス「言われてみればそうだな」
小泉「確かにそうなんだけどね…」
タカシ「何か目ぼしい優勝賞品でもあるのか?」
純希「これこれ。…できたらエントリーしたいな…って♪」
イオリス「してくればいい」
純希「え、マジですか?」
小泉「いえ、さすがにそれは…」
イオリス「ダメなら文句行ってくればいいぞ。『どうして精神的な性での参加は認めて、精神的な年齢の参加は認めないんだ?差別じゃないのか』って」
純希「じゃあ、やってみるか♪」
タカシ「いや、ダメだろ」
リアル「精神的な性を認めるなら、精神的な年齢も認めないといけなくなる、と言う方向に話が飛びました」
真「相変わらず純希は暴走しているね」
瑞樹「私はわかるわ、純希君の考えも。…正直言って、若くいたいもの」
夕美「純希君の考え方って、力の弱そうな集団の中なら勝てそうって考えなんだろうけど、一理あるものね」
菜々「やっぱり、トランスジェンダー女性の人達も女子競技に参加すれば勝てると言う計算があるんでしょうね」
小泉「トランスジェンダー男性が男子競技に行かずに肉体的な性に従っているのを見ると、そう感じますね」
タカシ「結局、精神的な性を振りかざしても自分が有利になろうとしているだけですよ」
リアル「私も、女子競技に参加するトランスジェンダー女性達は自分が有利になるようにしているだけと言うのが答えだと思いますね。…で、実は私、最後に宿題を持ってきたんですよ」
真「宿題ですか?」
リアル「タイトルは『人種区別か人種差別か、それが問題だ』です」
瑞樹「そう言えば、これまでは競技を性別や年齢で分けるかどうかの話だったわね」
夕美「男女で分けるのは区別ですよね」
リアル「そうですね、生まれついて、かつ、努力で埋めるのが非常に困難ですから。年齢も区別」
真「後は何があるかなあ…」
リアル「ヒントは走る競技。短距離走なんか特にそう」
真「…もしかして、人種ですか!?」
リアル「正解です。そう、走る競技は黒人が上位に入ることが、かなり多いじゃないですか。彼らを白人や黄色人種と分けることは区別か差別かです」
タカシ「社会的に見たら差別ですね」
小泉「ただ、黒人とそれ以外では生まれ持ったものが違いますね」
真「黒人の脚のバネは凄いですからね」
瑞樹「脚のバネは努力の差で埋まるものかどうかよね、わかるわ」
夕美「人種だと、色々な状況があるから単純じゃないよね」
菜々「だから宿題なんですね」
リアル「そう、今シリーズはこの宿題を残して終了。答え合わせはいつか」
THE END