女子生徒A(仮面付、以下A)「はい、皆様初めまして」
イオリス「一般生徒のため、顔は非公開にさせていただきますので。映らない状況になったら外します」
イオリス「不人気な丸坊主三姉妹よりマシだろ。どこかのアホどもはキューティーハゲーとか抜かしているが」
イオリス「今から君達に悩みを相談するためだよ」
A「…あ、ありがとうございます。…実は、どうしたら女の子らしくなれるのかなあと思いまして…」(映らない位置に来たので仮面を外す)
奏「あら、普通にかわいい顔じゃない」
A「そ、そうですか…?」
真「本当だ…。羨ましいな」
イオリス「菊地、冗談でもそこは、襲いたくなるくらいだとか言わないのか?」
楓「もっと女の子らしくなりたいって言う姿勢は素敵よ」
アナスタシア「素晴らしい姿勢には感服しかありません」
夕美「できることがあれば、何でも手伝うよ」
A「こんなに言っていただけてすごく嬉しいです。実は私自身はショートヘアは気に入っているんですが、他の人からはどうしても自信が持てなくて…」
奏「昔、誰かにからかわれたとかかしら?」
A「はい、実は昔男の子達が『女って、髪が長い方が良いよなあ』と陰で言われるのを何回か聴いたことがありまして…」
アナスタシア「それはお気の毒です」
真「わかるなあ…実は僕も…」
イオリス「これが、髪で男女を分けることの弊害だ。男の長髪を禁止する学校がこのような歪みを生み出す。男の長髪をヘアドネーションとかトランスジェンダーとかでしか認めようとしない奴らは教育界から追放されるべきだ」
有香「確かに男の子だから長髪禁止はおかしいとは思います…」
楓「私、今度『ONE PIECE』のお芝居で、敵の親玉である"四皇"の一人、カイドウの息子のヤマトの役をやることになりましたけど、カイドウもヤマトも長髪なんですよ」
※ヤマトの担当声優は、高垣楓の担当でもある早見沙織さんになりました
真「カイドウが女性ってのは無理がありますよね…」
楓(ヤマト)「あんな牛ゴリラ(カイドウ)が女性だなんて、全ての女性に失礼だ!」
夕美「か、楓さん!?」
奏「ヤマトが言いそうなことを表現してみたんですね」
A「これがプロの演技…。凄い」
アナスタシア「さすがは楓。長く芸能界にいるだけに度胸が素晴らしいです」
イオリス「私も、Aには『それは好みの問題だ』『人間は顔で評価するもの。親しくない生徒の発言など気にするな』とか言ったんだがな」
楓「それで私達に解決策を考えてもらおうとしたんですね…」
A「イオリス先生がこんなに魅力的な女性を集めて相談してくれることに驚いています」
夕美「良かったね、早く悩みを解決しようか?」
イオリス「それよりかは、慰める&もっと魅力的な女性になるコツを教えてやってほしい」
奏「解決策はあるんですか?」
イオリス「それは簡単だ。菊地真と比較するだけ」
真「それってボクが女らしくないと言いたいだけじゃないですか?」
イオリス「ボクっ娘やオレっ娘は認められん。第一、仲間の萩原雪歩からも女の子らしい格好したら否定されたじゃないかw『こんなの真ちゃんじゃない』って」
真「うっ…」
イオリス「まずは仲間から認められてみろよw」
真「う、うるさい!」(イオリスに向かってパンチ)
イオリス「…」(真のパンチを霧化して回避)
真「え…?」
イオリス「…(この技は久しぶりに使った)」
※実はイオリスは身体を一時的に霧状にする力があります(奈落の瘴気の劣化版で、攻撃にはほぼ使えません。また、準備時間が必要)
真「な!?」
イオリス「どんなトリックかは考えてみよう。商品はナシだがな(答えなんか出せないだろう)」
ペシッ
イオリス「おわっ」
楓「おいたが過ぎますよ」
イオリス「失礼しました(奇襲は弱いんだよな)」
真「…まあ、ボクはもっと女の子らしくならないと」(ピキッ)
A「えと…あの…」
有香「す、凄い殺気…」
イオリス「ようやくわかったのか(わかってないだろ)」
真「確かにイオリス先生の言うとおりです…から!」(横から蹴りを入れるも同じ手段でかわされる)
イオリス「…(バレバレ…)」
真「ウソ!何で!?」
イオリス「正しき者は救われるのだ(ずっと霧化できるようにしておこう)」
奏「さあ、Aちゃん。あの二人は放っておいて魅力的な女性を目指しましょう」
A「は、はい」
夕美「そうだね。私達じゃ止めようがないし。有香ちゃんも行こうよ」
有香「そうですね…。イオリス先生は逃げてばかりですし」
アナスタシア「つまらないケンカをする人達は知りません」
楓「イオリス先生も、あなたが自分に自信を持つようになることを願っているみたいだし、ね」
真「僕も置いていかないでー。イオリス先生の相手なんかしたくない!」
A「皆さん、よろしくお願いします」
こうして、女子生徒Aは魅力的な女性アイドルに囲まれて貴重な時間を過ごした。
後日
A「イオリス先生、ありがとうございました。どうですか!?」
イオリス「ほう…。自分に自信が持てたようだな。良いことだ」
A「はい!」
THE END









