リアル「今回からは、小学校・中学校・高校の校種別に、運動会の在り方について語っていこうと思います」
 
 新田美波「学校の役割が学ぶ場から同年代と直に会う場に変わりつつあることも含めて考えたいところです
 
イオリス「美波ちゃん素晴らしい。キチンと他の方のコメントにも目を配っている」
※↑の美波の発言は前回のニットさんのコメントを一部引用しました
 
イオリス「校種ごとに分けると言うことで、まずは小学校編か…」
 
リアル「結論を先に言うなら、小学校の運動会は全員参加型にするべきだと思う」
 

松永涼「意外だな…。全員参加型に否定的なのがリア先生だと思ったのに」

 
リアル「一つ目の理由として、『小学生は自分が周りと比べてどのくらいの能力があるかを知る機会がより多く必要』だからと言うことですね」
 

速水奏「確かに自分が周りと比べてどうかを知ることは大切ね。その後どうするか、が考えられるから」

 
リアル「二つ目の理由は『現状を知ることでお互いに鍛え上げられやすい』年頃だから。小学校でキチンと競争心を培わないと中学生での開花や高校生での飛躍は難しい」
 

タカシ「まあ、確かに小学生の頃に身体を鍛えておけば、そうじゃなかった人間よりはその先の人生でもスポーツが苦痛になりませんね

 
美波「心構えにまで影響を与えるから、小さい頃からの積み重ねって大切よね」
 
リアル「三つ目の理由は『小学校の運動会は障害物競走や借り物競争と言った、純粋な運動能力だけで決まらない内容が充実している』からです」
 
イオリス「それは知らなかったな」
 
涼「イオ先生は、中学校からコッチの世界に来たんだもんな」
 
イオリス「中2からな」
 
タカシ「マリージョアでは運動会みたいなのは無かったんですよね」
 
イオリス「あったぞ」
 
奏「どんなのかしら?」
 
イオリス「…四つん這いになった奴隷に乗って、乗馬のようなレースをする大会」
※本当にあったかは不明です
 
美波「酷い…」
 
イオリス「まあ、言われるよね…」
 
美波「…ご、ごめんなさい…。先生を責めるつもりじゃ…」
 
イオリス「別に謝る必要はないよ、美波ちゃん」
 
リアル「今のはマトモな感覚なら酷いと思うよ」
 
涼「イオ先生、淡々と話すからな。ちょっと怖いよ」
 
イオリス「感情を込めて話すのが難しい内容だからね。しょうもないイベントだったよ」
 
リアル「ちなみに、普通の徒競走なら最下位ばかりだった私も、障害物競走なら8人中5位とか6位になれた」
 
美波「最下位を脱出できて、良かったですね」
 
リアル「四つ目の理由は『義務教育期間なら平等に同じ体験を得る機会が必要』だからです。なお、これはニットさんのコメントからです」
 
美波「そう、義務教育なら平等にするべきですよ」
 
タカシ「それが気に入らなくて不登校になったYoutuberがいますね」

 

 

イオリス「まっちゃんは、コイツをどう思う?」
 
涼「…羨ましくはあるな…。アタシが通っていた中学校もストレスになっていたからな…(根本的にお嬢様学校は合わなかったよ)」
 
奏「でもこの子、お父さんの思うがままって感じよね。何も知らなさそう」
 
涼「すまん、前言撤回。あんな父親の思うがままなら嫌なことはない」
 
イオリス「ロクでもない親なら、視覚障害者の娘を参加できない運動会に出席させたバカ親もいたな」
 
タカシ「参加できなければ意義はないですよね」

リアル「やはり、障碍者は障碍者同士で地区単位の体育大会とかが必要だよ」
 
 美波「今回は色々深い内容になりましたね」

リアル「と言うわけで、中学校や高校については次回に回します」