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※ルッキズムとは、外見的な美醜を重視して人を評価する考え方や、容姿による差別のこと
リアル「外見は確かに美形な方がいい」
リアル「問題は何か?それは容姿の場合は、一般人が日常的に評価されることにあるからだと思います」
リアル「例えばスポーツや芸術関係の場合、一定以上のレベルに無ければ一般人扱いされ、それで収入を得られない」
タカシ「確かに野球選手以外は、野球では日常的には評価されませんね」
リアル「しかもできるだけやっても、プロレベルに届くには才能と環境が必要」
イオリス「スポーツ万能も、一般のサラリーマンになればほとんど趣味の範囲だからな」
リアル「一方で容姿は一般人でも日常的に評価されませんか?」
美波「仰る通りです」
イオリス「イケメン、フツメン、ブサメン、キモメンみたいにな」
楓「皆が日常的に評価される状況は緊張感がありますね」
美波「『人は外見が9割』って言う言葉があるくらい、評価されますね」
タカシ「しかも、それで贔屓してくる人間も結構いますね」
美優「嫉妬の対象になることもあるのよ」
イオリス「お互いに大変ですね。リアルとタカシ以外は嫉妬なんて普通に受けますから」
タカシ「フツメンが一番風当たりが弱いですね」
イオリス「それ未満だとリアルのように異性から気持ち悪がられるからなw」
リアル「まあな。結局、ルッキズムの根本的な原因は、外見については皆が評価する側であり、同時に評価される側だと言うことだね。それも日常的に」
楓「だから美容整形って流行るのですね」
美優「美容整形で美しくなることで、自信を手に入れられるって言うわね」
リアル「ここにいる女性の皆さんは美容整形なんて必要ありません。自信を持てない人は自信を持ちましょう。ね、三船さん」
美優「わ、私ですか…」
イオリス「自信を持つと言うのはわかるな。私も美形だから自信満々だ」
美波「…まあ、自信がつくのは良いことですけど、それで他人を見下すようになったらダメですね」
タカシ「プラス面しか見ない人間にありがちな傾向ですね」
楓「冷静に捉える姿勢が必要ですね」
イオリス「美容整形して恋愛や結婚するなら、ちゃんと明かせよ。隠したらバチが当たって地獄に…おっと」
美波「イオリス先生…次は行きますよ」
タカシ「まあ、美容整形をしても遺伝子は変わらないからね。子供を残す気であればキチンと言わないと」
イオリス「騙されて作った子供では愛せるかと言われたら難しいだろ?」(チラッ
美波「…まあ、そう感じても無理はないですね」
リアル「美容整形を隠して結婚しようとするのは、どこかに相手への不信感があるからじゃないかな?」
イオリス「あるいは財産目当てや嫌がらせ…」(ボソッ
タカシ「確かに、話した結果、相手の気持ちが離れて分かれる可能性もありますね」
楓「そんな程度の相手なら、こっちから切ってやればいいんですよ。ご縁が無かったんです。私の財布にはありますが」
美優「…そこでダジャレを入れないの…。でも、確かに美容整形を隠して結婚しようとするのは、不信感がうかがえますね」
美波「仮に結婚してもどこかに居心地の悪さがありそう」
イオリス「そう言う意味では感じないクズは最強だなw」(ボソッ
美波「そんなにボソッと話さなくても…」
タカシ「隠して結婚をするのを嫌がる人間の声も上がるといいですね」
イオリス「そもそも隠す側が肯定される話が多過ぎる。詐欺を肯定しているのと一緒だ」(チラッ
美波「まあ…セーフです」
リアル「結局ルッキズムの問題の根本は二つ。一つは、自分の容姿をどこまで受け止められるかだと思います」
イオリス「磨いても光らない奴はどう妥協するかとも言うな。変にオブラートに包まずに、『ブスはブスだからしょうがない』と言える社会にするべきなのだよ」
リアル「イオリスもたまには良いこと言うね」
イオリス「たまにとは、何だ!」
リアル「ありのままの自分の容姿を受け入れる、これが大事」
美優「ありのままの…ですか?」
リアル「結局、自分の容姿レベルなんて小さい頃から知らしめられています」
タカシ「なかなかランク付けられていて、上に行くのが難しいですよね。下がるのは簡単ですが」
リアル「私はむしろ、『見た目がダメなら他でがんばれ』を強調すれば良いのではないかと思います」
タカシ「見た目もあくまで一つの能力ですからね」
美波「人間の能力も色々ありますね。勉強もスポーツも芸術も」
楓「一つの特技に特化したコンテストの種類が増えたら良いでしょうね」
リアル「『TVチャンピオン』なんか良かったです。色々な技能を見せてくれました」
美優「外見を鍛える以外の選択肢がたくさんあれば、追い詰められる人も少なくなりますね」
イオリス「後は変にルッキズムを意識しないことだと思います。変な遠慮のせいで、余計にルッキズムを意識する」
楓「シンプルに美男を決めたり美女を決めたりする方が良いですよね。容姿も一つの能力に過ぎないことも示せますし」
リアル「生物的な本能を捻じ曲げると、必ず反動が起こるよね」
イオリス「とりあえず、ここいらでルッキズムは終わりかな…」
美波「そうですね。これ以上やると、皆でルッキズムを意識し過ぎてしまいますし」