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※ルッキズムとは、外見的な美醜を重視して人を評価する考え方や、容姿による差別のこと

高垣楓「…リアル先生と美優さん。背番号…はありません

新田美波「…w…回またぎのウグイス嬢でしたね」

イオリス「うむ、素晴らしいウグイス嬢だった

楓「ありがとうございます」

タカシ「透き通った声でしたね」

リアル「おかげで気持ちよく登場できました」
 

三船美優「ここから参加して大丈夫なのでしょうか?」 

 

イオリス「話の内容が変わりますから心配要りませんよ」

リアル「今回はどんな内容だ?」

イオリス「今回は、容姿に対する男女の扱いの格差だな」

美優「扱いの格差ですか…」

イオリス「週刊誌だと、やたら女性が出てくる記事には『美人』とか出てくると思いませんか?」

美波「そう言えば、関連記事に、美人パティシエ殺害事件って出てきますね」

リアル「さらに言うと、ちょっと前は『美人リケジョと前科持ちホームレスとの不可解な関係』と言う記事もあったな」

楓「そう考えると、『美人』って形容詞をつけられるのは女性ばかりですね」

リアル「名前も『美』ってつくのは女性ばかり。ここにも美優さんと美波さんが…」

タカシ「言われてみるとそうですね。男だと米良美一氏くらい」

イオリス「男でも、美にこだわる人間はいるのにな。この私、天竜イオリス様のように」

美優「…その…、やはり女性はそう言うのにこだわる面が強いのでは…」

美波「私もそう思います。イオリス先生のように美にこだわる男性も良いと思いますが」

イオリス「私も最初、『美人すぎる教師』でテレビ出演しようとしたら、スタッフさんから、それだと女性っぽいのでと『イケメン教師』にされてしまった」

楓「そのくらいの方が自然なフレーズに感じますよ」

リアル「本当はイケメン以上に炎上系教師なのにな」

イオリス「何だとこの野郎」

タカシ「それにしても、この記事で納得行かないのは亡くなったパティシエさんは顔写真を晒されているのに、犯人は名前すら明かされないことですね」

リアル「全くだ。犯人が自死したから名前と顔を伏せるなら、被害者もさらし者にするべきではない」

楓「むしろ犯人こそ、名前と顔写真を晒すべきですね」

美優「週刊誌ってそうよね。売れれば何でもいいから」

美波「被害者の情報が気になる私達読者側も悪いのでしょうけど」

イオリス「こう言う場合、クタばった犯人の薄汚い面とか名前とかの情報をバババんと晒せばいいんだよ」

リアル「犯人本人だけならそうするべきだな。身内やその他関係者にはなるべく類が及ばないように」

タカシ「確かにその方がはるかに平等ですね」

イオリス「もっと言うなら、鉄道とかの公共機関に飛び込んでクタばった奴らとかもな。そんな迷惑な奴に尊厳だの名誉だのは不要だ」

美優「そ、そこまで言いますか!?」

楓「確かに迷惑ではありますが…」

イオリス「とりあえず名前と顔写真、不名誉なエピソードも添えてな」

美波「不名誉なエピソードですか?」

イオリス「例えば、『最近受けた数学のテストが45点だった』とか」

タカシ「しょうもな…」

イオリス「何を言うか、不名誉なことを晒されるとなれば世間的には抑止効果にはなるだろ」

リアル「あと、売上の一部を鉄道会社への賠償補填に充てることも必要だ」

タカシ「なんか、メンドくさいことになりそうですね」

美波「話がズレていっていますよ。メッ」(マジックハンドを掲げる

イオリス「おっと。…ルッキズムに話を戻すか。…と言っても、キリは良かったから最終回に持ち越しだ」