事故死の男「普通の人だった」 島根・女子大生殺害事件
朝日新聞デジタル
12/17(土) 15:04配信

 捜査関係者らによると、事故死した男は事件当時、遺体が見つかった広島県北広島町に隣接する島根県益田市に住み、山口県下関市にもかつて住んでいた。下関市の地域の自治会長の男性によると、男は両親ときょうだいの4人暮らしだった。父親は男が事故死する以前に亡くなっていたという。近所の男性は「そんなに付き合いはなかったが、あいさつくらいはした。普通の人だった」と話した。

 下関市の自宅近くで親族が自営業を営んでいたが、付近の住民によると、1~2週間前に閉店したとみられている。17日午前、ドアには「このようなかたちでお伝えすることとなり、大変申し訳ありません。一身上の都合で閉店することになりました」などと書かれた紙が貼られていた。

 遺体には、電話帳配布用のポリ袋片が付着していたが、自治会長によると、以前、捜査本部の刑事が「電話帳を配っているのは誰か」「電話帳を入れた袋は残っていないか」と聞き込みに来ていたという。

朝日新聞社