リクエストにより、書いてみることにしました。

今回は『ファイル11 タロット山荘殺人事件』~『ファイル15 魔術列車殺人事件』の話です。

項目の説明

殺害人数
主犯が殺害した人数です。ちなみに、直接殺害したのではなく、殺害を教唆した場合は区別して数えます。
例:3人を直接殺害し、1人を共犯に殺害させた場合の人数 → (3+1人)

被害者の落ち度
★★★……これは殺されても当然。
★★……殺すほどではないが、十分落ち度は大きい。
★……落ち度と呼べるものはあるが、大きいとは言えない。
☆……これは被害者には全く責任はない。

被害者のクズ度
★★★★……人の皮を被った悪魔と称されるレベルの悪行がある。
★★★……死んで当然レベルの悪行がある。
★★……死刑と言うまではいかないが、一般人の平均と比べたらかなり悪い。
★……一般人のレベルで性格が悪い。
☆……善良と判断してよい。


『被害者の落ち度』とは、被害者が全体的に、どのくらい恨まれてもしょうがないことをしたか、と言うことを理由に判断しています。
『被害者のクズ度』がありますが、これは漫画の描写の中での被害者達の普段の生活ぶりから判断しました。


犯行の動機
★★★……身勝手そのもの
★★……同情できる面はある
★……同情の余地は大いにある
☆……正当防衛レベル

犯行の残虐さ(殺人人数は除外)
★★★★……本来の目的とは関係ない人間まで殺害し、かつ殺害後に無惨な形で死体を損壊している。
★★★……殺害後に意図して死体を損壊している。または、本来の目的とは関係ない人間まで殺害。
★★……死体を損壊しないものの、絞殺など苦しめる方法で殺害
★……死体を損壊せず、一撃死が大半
☆……安楽死に近いレベル

刑罰
★★★★……間違いなく極刑となるレベル
★★★……極刑か無期懲役か迷うレベル
★★……死刑とまではいかないが、無期懲役か重い有期刑のレベル
★……有期刑レベル
☆……軽い懲役刑以下



ファイル11 タロット山荘殺人事件
殺害人数:1人+1人(未遂1人)
被害者の落ち度:★★★(注1
被害者のクズ度:★★★(注2
犯行動機:★
残虐さ:★★
刑罰:★★
犯人の年齢:

評価理由

被害者の落ち度:速水怜香は、実は誘拐事件の被害者であり、犯人は怜香の父親とされた人物である。(怜香の実父は誘拐事件時に死亡)
 また、残りの人物も、怜香にワイセツ行為で近付いたのが原因。


被害者のクズ度:誘拐して父親になりすますと言うのは、やはり人間的には唾棄すべき行為と言わざるを得ない。もう1人は、パワハラとセクハラの結果だから、やはり同情すべき点はない。

犯行動機:1つは自分達を誘拐し、父親を目の前で絞殺してトラウマを与えた被害者への復讐。もう1つは、妹である怜香を守るためのもの。

残虐さ:感電死させたり、首吊りにしたりなど、普通のレベル。タロットカードに見立てているのが、残虐さを演出しているくらい。

刑罰:殺人未遂の金田一少年以外は、被害者の落ち度が大きい。捕まっても有期懲役止まりだろう。


ファイル12 蝋人形城殺人事件
殺害人数:3人
被害者の落ち度:★★★
被害者のクズ度:★★★
犯行動機:★★
残虐さ:★★
刑罰:★★★★
犯人の年齢:


評価理由

被害者の落ち度:20年前の現金強奪事件が背景。金の配分をめぐり、完全犯罪計画を建てた犯人の恋人が殺害し、犯人自身も殺害しようとした。結局は、醜い仲間割れである。

被害者のクズ度:自分達が犯罪で手に入れた金を山分けしようとしていた。

犯行動機:20年前の現金強奪の仲間割れの結果、殺害された恋人への復讐。

残虐さ:犯罪を芸術だと言ってのける傲慢さや、また、2人目の被害者はなぶり者にしている描写がある。

刑罰:元々犯罪により招いた悲劇であり、また、芸術のだとうそぶく点には同情の余地はない。よって、極刑が、妥当と考えられる。


ファイル13 怪盗紳士殺人事件
殺害人数:2人
被害者の落ち度:★★★
被害者のクズ度:★★★
犯行動機:☆
残虐さ:★★
刑罰:☆
犯人の年齢:17歳

評価理由

被害者の落ち度:他人の作品を、無許可で自身の作品として公表したりした挙げ句、発覚を恐れて廃人にするなど、卑劣極まりない。

被害者のクズ度:他人の作品を自分の作者として売って優雅な生活をしていた。さらに、絵の話題として少女を引き取った訳だが、一人目の被害者(画家の主治医)は自分の地位を脅かされるのを恐れて少女を殺害しようとした。また、二人目の被害者は、少女に良からぬ欲望を抱いたりするなど、非常にクズ度が高い。規模の差だけ『異人館村殺人事件』の被害者に及ばないくらい。

犯行動機:父親(養父?)が被害者らにゴーストとして利用されたあげく、それが父親に発覚するや、虫ケラ同然に廃人においこまれたことへの復讐。

残虐さ:怪盗紳士の仕業に見せかけるために絵画に見立てて殺害したり、二人目の被害者は苦しめていることから残虐ではある。

刑罰:犯人の年齢も去ることながら、被害者の所業を考えれば、大幅に情状酌量の余地はある。犯人には生きてやり直して欲しかった。


ファイル14 か墓場島殺人事件
殺害人数:5人+1人+未遂1人
被害者の落ち度:★★★
被害者のクズ度:★★★
犯行動機:★
残虐さ:★★★(注
刑罰:★★★★(注
犯人の年齢:20歳

(注 共犯は除く

評価理由

被害者の落ち度:被害者らは、サバイバルゲームの火の不始末で小さな村に大火事をもたらした。

被害者のクズ度:自分達が過去の過ちで多くの人を死なせたことを反省する様子は全く見られない。しかも、狙われた人間の1人は、自分が狙われたと察したら、金田一少年を身代わりにしようとする始末。

犯行動機:村に火事をもたらされたことへの復讐。

残虐さ:爆弾で大量に殺害し、それを亡霊の仕業に見せるため、被害者の1人を利用したりするなど、やはり残虐ではある。

刑罰:事情はどうあれ、6人を残虐に殺害したことは極刑に値する。主犯である犯人も、そうなると思ったのか、共犯であり恋人だった少女をかばいながら死んでいった。


ファイル15 魔術列車殺人事件
殺害人数:3人(1人は未遂)+1人
被害者の落ち度:★★★(注
被害者のクズ度:★★★(注
犯行動機:★
残虐さ:★★★
刑罰:未評価(理由は下記
犯行時の年齢:

(注 殺人未遂だった金田一少年を除く

評価の理由

被害者の落ち度:自分達の師匠を事故死に見せかけて殺害、師匠の持っていたアイディアノートを奪う。

被害者のクズ度:そのアイディアノートでマジックをしてのうのうと暮らすなど、やはりクズである



犯行動機:自分の母親を奪った母親の弟子らへの復讐。ただ、犯罪を芸術ととらえているため、内容はかなり凝ったものになっている。

残虐さ:芸術的犯行を行うため、内容はかなり凝ったものになっていた。

刑罰:犯人はその後脱獄し、その後は殺害を立案することをやっている。彼の刑罰に関しては、この事件だけでは評価できない。


今回は、『金田一少年の事件簿』の宿敵である怪盗紳士や高遠遙一が登場しました。
 中でも、高遠遙一は、何回も金田一少年の事件簿に登場してくる存在です。
 このシリーズでも、一作品は彼が出てくるのではないのでしょうか?