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京大:書類審査中心の「特色入試」を16年度から導入

毎日新聞 2013年03月26日 21時07分(最終更新 03月26日 21時30分)


 京都大は26日、学習意欲などについて書類審査を中心に評価する「特色入試」を16年度入試(15年度実施)から全10学部の一定枠で導入すると発表した。京大10+件が従来型の筆記試験以外の入試を実施するのは初めて。東京大10+件も今月、16年度から初めて推薦入試を導入する方針を表明している。

 募集枠は全体で1学年の定員約2800人のうち約100人。センター試験の成績に加え、高校での課外活動の成果や本人の意欲などを幅広く評価するのが狙い。

 各高校の成績優秀者を主な対象とし、京大独自の書式による「学業活動報告書」の提出を高校に求める。受験生には、入学後の目標や計画などをまとめた「まなびの設計書」の提出を課す。そのうえで、各学部が独自に論文試験や面接などを行い、総合的に合否を判定する。法学部を除く9学部が2次試験の前期日程(2月)前に行う見通し。

 京大は現在、前期日程のみで入試を実施しているが、機会の複数化を求める高校の要望などもあり、多様な入試制度について検討していた。

 記者会見した松本紘学長は「受験科目に偏った勉強ではなく、幅広い学習に裏付けられた基礎学力と学習意欲を備えた学生を選びたい」と話した。【五十嵐和大】