
これは私も、結構誤用していました。
『にやける』は、「薄笑いをする」ことだと思っていましたし、『うがった』は、「疑ってかかる」だと思っていました。
「口先三寸」と「二つ返事」は合っていました。日本語は難しいです。
>「ふだんの言い方」について、「1歳上」を「1コ上」と言う人は56.9%、「腹が立つ」ことを「むかつく」と言う人も51.7%で、くだけた表現が浸透。「のんびりする」を「まったりする」と言う人も29.0%いた。「しっかり、たくさん」の意味で「がっつり」を使う人は全体で21.8%だったが、男性の20代では73.2%に上った。とてつもない状況や、中途半端でないことを示す「ハンパ(半端)ない」は10代の68%が使うのに対し、60代以上は7%にとどまった。
私も使いますね。「1コ上」「むかつく」「まったりする」「半端ない」・・・。
>本来の意味の捉え違いについて、文化庁は「言葉は変化していくものでもあるので評価は難しい」としながらも「コミュニケーションの阻害要因にもなりかねないので、広がらない方が望ましい」としている。
確かに正論ですが、今のままだと日本語は望ましい方向には向かわないでしょう。
なぜなら、今の日本の国語教育は、しっかり言葉の意味をおさえる教育をしていないから。
とにかく文章を読ませるような形に偏重しています。高校入試もですが、高校以降がひどい。
センター試験や高校卒業程度認定試験(高認試験)の国語(現代文の部分)の問題を見ると、とても言葉の意味を重視しているとは思えません。
語句の意味を問うよりも、単なる間違い探しになっています。
センター試験の国語では、100点満点中、漢字が10点、慣用句が9点で、後は読解問題ばかりです。
高認試験は、現代文が50点満点中10点が漢字で、後は読解問題ばかりです。
もちろん、読解問題は重要ですよ。しかし、これは明らかにアンバランスです。
まあ、センター試験はやむを得ない部分はあるのでしょう。改善は必要ですが。
しかし、高認試験は、基準をクリアした受験生は全て合格なのです。それだけに標準学力を大事にすべき試験。受験人数が非常に少ないから注目されませんが、だからと言って、それで良いのではありません。
この姿勢では、語句を正しく使いましょうと言っても説得力がありません。
まずは、文部科学省が語句を正しく運用することを徹底する教育に持っていくべきでしょう。